sujiko sumoguri&大福@難波屋。

本日は難波屋で國木まちこのバンドsujiko sumoguriと、
熊ちゃんの大福のライブ。

まずは、腹ごしらえ。
そろそろ手術の準備期間。
せっかくの難波屋なれど、
ウーロン茶で。

sujiko sumoguri、今回のメンバーは、
トランペット、トロンボーン、チューバとまちこ。
金管三本、なんやろこのクールな感じ。
前はまちこの音楽、東欧っぽい気がしてたんやけど、
このタメとか艶っぽさは、なんとなくベルリンとかアムステルダムとか、
ゲルマン系の場末の酒場町を感じさせる。
いや、東欧もベルリンもアムスももちろん行ったことないすよ。

ん?曲によっては、なんか地中海やぞ!!
おおらかやけど、男くさい感じで。
あ、地中海は、行ったことあるのだ(笑)

と、思ったら、どこっぽくもない、
純粋に声と楽器の重なりを楽しんでる曲もあって、
まちこが、ほんまに、おもろがりながら
音楽やってるんやろなー、ゆーのが見えて来て、なんや、ワシも嬉しい。
たぶん、いろんなものを取り入れて、
消化しながら自分のものに昇華して行ってるんやろな。
聴いたことのない、たぶん新曲が一番、今のまちこらしい気がした。
ええ感じで、楽しみながら、変化して行ってる証拠やと思う。

ラストから二曲目の終わり方、
ボーカル含め、すべての楽器がピタッと止まるところ、
めっちゃかっこよかった。
あれ?こういうの、まちこの音楽で今まで体験したことあるかな?
と思った。いろんなとこが進化しとる。
自分自身の進化もあるんやろうけど、
一人での進化って、きっと難しい。
いいきっかけをくれる周りにも恵まれてるんやろなー。

そして大福!!
今日は、熊坂さん、スパン子さん、ほうすけ3、パッキーの4人。
一番基本の大福やないかなあ。
どたまから大好きな「瞼の裏に解放区」から!!
なんてゆーのかな?
音程が違うからユニゾンじゃないんだろうけど、
全員が同じリズムで動いて行くのめっちゃ気持ちいい!!
ほうすけ3もピタッと合ってる!!
そして、熊ちゃんの静かーなソロ、
難波屋のカウンターの喧騒が、より静寂を強調して行く。

難波屋というのは、ほんまに不思議なステージだ。
ライブ中にあの線よりステージ側で騒いでる人がいたら嫌なんだけど、
あの線より向こうなら、
それは町を感じさせる喧騒となって、ライブのスパイスになって行く。
このスパイスが、どこでも聴いたことのない大福の新しい面を際立たせる。
ラストから二曲目、パッキーさんのサックスと
熊ちゃんのスキャットがユニゾンで、
切なくなるようなメロディを進む曲聴いてて思った。
ああ熊ちゃんは、生きてるけど、
どこかで彼岸を見ちゃったんだろうなあ。
あの音楽は、哀しさとか切なさとか飛び越えて、
向こう側の景色を知らないと、浮かぶはずのない音楽だと思った。

ラストは、スパン子さん、グランドピアノで!
そー、難波屋にはグランドピアノがあるんですわ。
この曲がまた素晴らしくて、難波屋音止め21時の5分前に終わったのに、
お客さん許さず、難波屋マスターもOK出して、おねだりアンコール!!
これが、21時までの短い時間に凝縮するような緊張感ある演奏で、
かっちょよかったー!
いやいや、毎度のことながら、
えーもん観せてもらいました。

動画は、今日最後にやった曲。
「そうさ、それは終わりじゃないのさ」
ワシへのエールかと思って、嬉しかったんやけど、
終わってから熊ちゃんと話したら、
熊ちゃん、ワシの病気のこと知りませんでした(笑)
まあ、以心伝心てことで、ありがとうございますー!

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