あふりらんぽ、良元優作、シュネラートラーマイヤー@ムジカジャポニカ 。

本日は、「こりゃ、行かないと絶対後悔するわ」級ライブが
ムジカジャポニカであったので、
連日ライブが続いてるが、迷わず行った。

まずは、ワシ的には産休後初のピカちゃん。
せやから、もちろん久しぶりの「あふりらんぽ」。
うー!やっぱり良い!
乱暴で、かわいくて、爆音で、
アホで、抜けが良くて、美しい(全部褒め言葉)。
あの体のどこに、こんだけのエネルギーが詰まってんのやろ。
二人合わせて4人の子持ち、母さんの強さか。
いや、子ども生まれる前から強かったよな、二人とも。

リフっぽいフレーズ弾くと、
オニちゃんのギターのカッコよさ感じるなあー。
ピカちゃんのドラムも、皮破れるんちゃうか?
と思うくらい突き抜けててカッコええ。
で、音がピタッ!と止むところが、
たまらんくらいゾクッとする。
あふりらんぽが、ムジカに帰ってきたんやなー!
嬉しいなー。

共演のスイスのバンドに、敬意を表してか、チーズ配りタイム。
ステージから喰いもんが飛んでくるんは、
リリパットアーミー以来か(笑)
そのスイスのバンドをステージに上げて、
裂けるチーズの実演試食会(笑)
最後は、スイス人と記念写真撮って
「ハイチーズ」で、ライブ終了。
しなやかで、したたかで、あほで、かっこいい
ワシの大好きな「あふりらんぽ」が、
より強力になって帰ってきた!
動画は長いけど、まさにあふりらんぽって演奏の
橋の下世界音楽祭のを。

優作さんは「石」から。
入院中らしい鈴木常吉さんへのエールかもしれない。
今日の「石」は、強く、深かった。
あふりらんぽで大盛り上がりしてた客が、
ちゃんと優作さんの音楽に聴き惚れてる。
全然違うタイプの音楽やのに。
共通するのは「ホンモノ」ってこと。
それを嗅ぎ分ける。いい客だ。

「昨日見た夕日」で水を打ったように静まる。
この曲のギターが凄かった。
どういう感情かは、わからないが、
何かが絶対こめられてるはずや、
それはヒシヒシと感じた。

「風につらつら」では、良元優作が、
スイス人にはどう聴こえるのか、
出来るだけ歌詞の意味を追いかけずに聴いてみた。
フォーク?いやブルース混じったロック?
なんとも形容し難い気がしたが、
気持ちがこもった特徴のある声と、
テクニックあるけど、そんなとこで勝負してない
深いところに迫ってくるギターは伝わる気がした。
ふと見ると、目を逸らさず優作さんを見つめる
スイス人メンバーがいた。

「ヘイヘイブルース」聴くと、
良元優作さんがブルースシンガー、
ブルースギタリストとしても、
優れていることを、再認識する。

「春の虹」でも歌詞追っかけない聴きに挑戦したが、
めっちゃ難しかった。
優作さんの歌詞と、言葉自体の自然な抑揚が、
ぴったり一致してて、すごく良くできてる歌詞なんやな、
ということに気づいた。

MCから間を置かず「ペンノレ」へ。
そーか、この曲は苦労せんでも、
ワシ韓国語わからんので、
スイス人と同じスタンスで聴けるんやった。
やっぱり声の凄みとギターの熱さを感じる。

お?「モーター」??久しぶりや!
これも、ほとんどギターだけの曲で、
意味のない言葉が乗る。
カッコよくて、前から好きな曲。
なんやワシ、そんな歌詞追っかけない聴き方せんでも、
ずっと同じことやってたんや。
ほんで、優作さん、好きになってたんや。

「ネギネギブギウギ」、スイス人たちも
2回目からコール&レスポンスに加わる(笑)

「銀行の鐘」の口笛が切ない。
この歌は、なんか昔から
歌い継がれた歌かのような
定番感があるなあ。

やった!ラストは「これがええなあ」と
思ってた「キムおじさん」。
スイス人たち、元歌の「ミスターボージャングル」知ってればいいなあ。
キムおじさんのギターソロの間奏は、演奏も素晴らしいけど、
時間の経過と、キムおじさんの思い出にふけるシーンから、
現実に戻る装置の役目も果たしてると思う。
だから余計に物語性を感じるのだろうな。

そのスイスのバンドはなんとも覚えにくい名前の
「シュネラートラーマイヤー」、
メンバー三人の名前混ぜたらしいので、
「おぎやはぎ」、みたいなもんか。休憩中、ザワザワしてても、
バンドの一音目で、サッと静かになる。
ほんまにええ客。
シュネラートラーマイヤーは、
ギター、ベース、ドラム、
スリーピースのインストバンド。
ドラムかと思ったらギターが
サスティン・ゼロのカッティングしてたり、
ベースがハーモニクスだけで演奏したり、
パーカッシブな音楽から始まった。
頭のええやつがやる、
感性に訴えかける音楽っぽくてかっこええ。
メロディー的な要素はほぼない、
けど、ダンサブルなだけでなく、
展開が面白くて、引き込まれる。
ギターが音程を感じさせ始めるのをきっかけに、
音がさらに複雑に絡み始めた。
会場も盛り上がる!カッコええ!
曲が終わると客席から「スイス〜!」の声。
なんて雑な声援(笑)あふりらんぽのオニちゃんか!(笑)

次の曲、三拍子中心やと思うけど、
変拍子含みの複雑なリズム、
かと思うとタテノリ二拍子になったり、
変態的なリズムやなあ。
けど、頭より体に訴えてくるので、
小難しくはない。

オニちゃんが、すごく楽しそうな顔で、
「めっちゃカッコええなあ!」と話しかけてくる。

相変わらず、メロディーらしいメロディーはないけど、
めっちゃ踊りたくなる曲。
あ、優作さん、踊ってる(笑)
あ、オニちゃんも!
会場全体、踊り出してる。  

こういう音楽作る人って、
純粋に音のつながりを楽しんでるんやろなあ。
だからか、ダンスバンドに徹するわけではなく、
急に、雅楽かと思うような静かで
リズムレスなパートに入って来た。
そして最後は、畳み掛けるようなすごい演奏、
ただもんやない感が漂いまくり!!

そのまま大盛り上がりのアンコール。
もう22:30近かったけど、
ライトついて明るくなっても、
しばらくはダブルアンコール求める拍手が続いた。

ライブが22時30分ごろまで続いたので、
終電までの時間はあまりなかったが、
奈良まで帰るピカちゃんと話できた。
ピカちゃん、あふりの新しい可能性が見えてきた、
って話してくれた。
まだ進化するのか!凄い!楽しみ。
オニちゃん、全感覚祭のすぐ後、
マヒトくんとりんご音楽祭で一緒になって、
食中毒のことで、大変やったいう話したらしい。
やっぱそうやったんやろなあ。
その件について、オニちゃんのやらかしも聞いたけど、
それは内緒にしときます(笑)
優作さんとは、ちょっと気になってた話をできた。
いろいろ話聞かせてもらって随分気が晴れた。
ありがとう!優作さん!!

ワシも12時越える前、わりと早く帰ってきてたんやけど、
家出る前にアップデートしてたパソコンが
再起動やらなんやらで、全然動かず、
なのに、もう直ぐ動きそうな気配だけするもんやから、
なんとなく夜更かし投稿になってしまった。
明日早起きするつもりやったのに。
クソ〜〜〜!

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