ギン!リク!オニギリ!嘘親子の一日旅行、「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」へ。

昨日は、ギンちゃんとギンちゃんの息子のリクと嘘親子デート。
京阪特急に淀屋橋から乗り込んで座ってたリクは、
京橋から乗り込んだ、嘘父にちゃんと席を譲ってくれました。

三条京阪の志津屋でパンを買い込んで、
岡崎公園で、嘘親子の青空ランチの後、
今日の第一目標である京都国立近代美術館の
ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」を拝観。
アロハ、短パン、雪駄という出で立ちが
それこそドレスコードに引っかかるのではないかと
ちょっとドキドキしたが、無事入館。

展覧会、たいそう面白うございました。
「着る」ということの意味を自分自身に問われてる感覚、
体の保護と、体温調節のためだけとは、もちろん思ってなかったが、
改めて、ワシにとって服とは、人間にとって服とは、を
知らないうちに考えさせられる、ある意味哲学的な展覧会でした。
これはキュレーターの仕事やなあ、
ただ集めるだけやと無意味になるかもしれない展示物に
意味を与えていく。
やりがいのある展覧会やったやろな、思いました。

展示物のいくつかは撮影OKだったので、撮らせてもらったけど、
撮影禁止の中にも、おもろいのいっぱいありました。
わしが印象に残ってるのは、
ニューヨークならニューヨーク、東京なら東京、
他にもアムステルダムなど同じ地域で、
同じような、かっこしてる人を盗み撮りしたような一連の作品。
スーツとか、襟巻きとか、同じショッピングバックとか、
グルーピングのポイントは様々やけど、
同じ要素を共有してる人は、なんか顔が似てたり、
雰囲気が一緒だったりするのが、おもろかった。

圧巻は都築響一さんのコーナー。
地下アイドル、浮浪者、限界集落の老人、ラバーフェチ、
社会をさまよう人々、はみ出してしまった人々、
他人から変だと思われても、
自分の居場所をここだと定めた人々。
今の時代って、こんなことなってたのか。
ここまである意味、進化してたのか。
ワシなんか、恥ずかしいくらい普通の人間やなあ、思った。

都築さんの展示で、めっちゃ気になった、
日本唯一の限界集落のおじいさん、おばあさんのフリーペーパー「鶴と亀」、
Amazonでググってみると、大人気で近々、書籍化されるらしい。
もちろん、予約しましたよ!

「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」
京都は10月14日(月・祝)まで。
その後、熊本市現代美術館で、
12月8日(日)から2月23日(日)まで、
巡回するようです。

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