「菱田春草と画壇の挑戦者たち―大観、観山、その後の日本画へ」@美術館「えき」KYOTO。

終わっちゃった展覧会で申し訳ないんですが、
七月六日、終了間際の菱田春草メインの展覧会、行ってきました。

けっこう、柔らかい画風とかから、穏やかな人かと思ってたら、
岡倉天心さんをリーダーに、下村観山さんや横山大観さんと、
今までの画壇に挑戦的な姿勢を取ったりする、
やんちゃな方やったんですね〜。
なんとなく、橋本雅邦爺さん、岡倉天心父さん、
おとなしいけど頼り甲斐のある下村観山長男、
男っぽくて弟を可愛がる横山大観次男の下の、
おとなしいけど意志の強い、
菱田春草末っ子という感じがしました。

けど、絵の印象は、やはり柔らかくて、優しい感じでした。
観たことない春草作品、けっこう観られて嬉しかったんですが、
もっと猫の絵を観たかったなあ、とは思いました。

初めて観た方でしたが、西郷孤月という、
割と不遇だった方の絵が、
実は、一番印象に残りました。
一番嘱望されてて、橋本雅邦さんの娘と結婚したけど、
すぐに浮気して、離婚した方らしいです。
そういう暴れん坊な生き方もええなあ。
少し、追っかけてみたい気になりました。

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