ヒトリトビオ、吉田ゾンビーズ、Ryokan da familiar＠ムジカジャポニカ。

今日は一日家でゆっくりしてたんやけど、
日が傾いて来ると、ウズウズして、
結局ムジカジャポニカ来てもた。

一組目はヒトリトビオ。
けっこうハードな演奏と、
ピンチくんのかわいい声の組み合わせが面白い。
今日はさ木ちゃんのトロンボーン入り、
ギターのジョンソンtsuはアシッドマザーズのイギリス公演のため、欠席。
一週間、沖縄おって、昨日福岡でライブやって、
大阪、帰ってきて、すぐイギリス。
さすがアシッドマザーズで休日なしでアメリカ中、ツアーしてるジョンソンtsu。
とても真似できん。

さ木ちゃんのトロンボーン、迫力あるなあ。
ファンキーでかっこええ。
平良くんのベースと信ちゃんのドラムが、
ハードやけど、ねばつかないグルーヴを作って、
四人とは思えない奥行きを感じさせる。
曲によっては昭和の歌謡曲みたいな
メロディで、歌詞で、アレンジだったりもするのに、
全体を聴くと、ちっとも古く感じない。
今の音楽になっている。
これこそ、センスなんやろな。
まあ、昭和っぽいとこあっても、
そのままには終わらないひねくれた
ところが必ず挟まってくるんやけど。
曲によって印象が随分違うが、
ずっと同じ気持ちで聴いていられるのは、
ぶっとい芯が、あるからなんやろな。
久しぶりのヒトリトビオは、
また今まで聴いたのと違う印象を
残してくれる素晴らしい演奏でした。

続いては、初めて観る吉田ゾンビーズ。
ヒトリトビオの吉田ピンチくんが、
ゾンビ好き過ぎて組んだバンド（笑）
メンバーは、ギターのピンチくん、
チェロのもとゆうじさん、
そしてアコーディオンのかんのとしこ、かんちゃん。

ピンチくん、ヒトリトビオ終わってからの
メイクなんで、長めの休憩挟んでのスタート。
アコーディオン、チェロ、ギターの
組み合わせが繊細でノーブルな演奏してるとこに、
ピンチくんのかわいい声、かわいい歌詞が乗る。
それとメイクのギャップで思わず笑ってまう。
ヒトリトビオのメンバーの前でヒトリトビオの曲をやる。
ピンチくん「公開二股、もしくは公開浮気」と命名（笑）
もとさんのチェロ、いいなあ、
そこにかんちゃんのアコーディオン絡むと、
ヨーロピアンな香りが漂う。
もとさんのMCが最高！
ゾンビのことをひとしきり語った後、
「ま、吉田ゾンビーズの音楽とは一切関係ないんすが」で締める流れに会場爆笑。
「では、きれいな音楽やります。」で、演奏に戻る。
テーマソングをやる。
「死んでも死に切れない」（笑）
でも、これもきれいな曲だった。
歌詞はひねくれてるんだけど（笑）
ラストはアップテンポな短い曲で。
吉田ゾンビーズ、楽しいです！
動画は見つかりませんでしたー。

かんちゃん、ゾンビメイクのまま登場（笑）
Ryokan da familiarは「かんのの宿」という
旅館の従業員バンドという設定。
今日は女将のアコーディオンかんちゃん、
仲居頭のバイオリン古味さん、
番頭トランペットみちしたさん、
庭師兼大工のクラリネット、ケーゴ、
板前ウッドベースの梶谷くん、
風呂釜焚きパーカッションのグッチさんという
6人編成。
仲居テルミンのフェイターンさんと、
英語が喋れる仲居ノコギリのまちこ、
料理長ドラムの田中さんはお休みのようだ。

今回は曲間にかんちゃんが
メンバーに襲いかかって、
ひとりひとりゾンビにしていくという趣向らしい。
あほやなー！（笑）

あんまりおもろ過ぎてライブ内容のこと、
全然書いてませんでしたが、
音楽は最高でした。
暖かく包んでくれるRyokan da familiarの音は
かんちゃんそのものやと思います。
かんちゃんの心の中の風景を広げて
音という形にしていく他のメンバーも素晴らしい。
インストバンドってこと、
忘れるくらい、気持ちよく歌ってる音楽です。