加納良英、良元優作、The End@Futoro。

やってもた。
沖縄から16時前に家に帰って、
ちょっとのんびりしてたら寝落ちして寝坊。
ちょっと遅れて入ったのは北堀江のFutoro。

加納良英さんが、もう始まってた。
囁きかけるような歌が、けっこう好きなんですよ。
天気のいい夏の午後、
古いけど、きちんと大事にされて来た家で、
サイダーかなんか飲んで、
寛いでるような気分になる音楽やな、
と思いましたが、根拠はありません。
もひとつわかりにくい言い方すると、
ロックをずっとやってて、
叫び声のように歌うのに疲れて、
肩から力抜いたら、
こんなええ気分で歌えるようになった、
って感じの歌でした。
褒め言葉のつもりですー!

良元優作さんは、田渕徹くんの
「くよくよするなよ」から。
久しぶりに聴けたなあ。
この曲の歌詞が好きになって、
良元優作さんに田渕徹くんのことを
教えてもらったワシにとって大切な歌です。
「星を見ながら」が似合う季節になって来たなあ。
今日は、なぜか南大東島で見た
降るような星空を思い出しながら聴いていた。
「春の虹」は、今日聴きたかった歌のひとつ。
なんでかな。やっぱりちょっと
励まして欲しかったのかもしれない。
「ブルースカイ」のポカンとした時間の流れや、
空気をゆっくりかき混ぜる感じも、
昨日糸満で見た真っ青な空と
気持ちの良い気だるさを思い出させてくれた。
「マイホーム」は最近には珍しくフルバージョンで。
この歌、英語と日本語と韓国語の歌詞が続くんだけど、
最近は日本語部分抜いたり、英語部分だけでやったり
することが多かったのだ。
「父さん、ここがあなたの歩いた道ですか」って
日本語歌詞が好きなので、フルバージョン嬉しかったー!

お!「水滴」!久しぶり。
良元さんには珍しくちょっと色恋が
絡むこの歌は、ちょっとかわいい。
「帰り道」からの「ヘタクソな歌」。
キラーチューン二曲続けてやんか。
お蔵出しかよ!すげーなー。
もちろん両方沁みた。
このFutoroのなんか落ち着くムードと
優作さんは、相性いいんかもしれんなあ。
「アローン・アゲイン」も
久しぶりに聴くなあ。
元歌もええけど、優作さんの訳詞がまたええ!
ラストは「風の噂」。
この曲も泣いてしまうよなぁ。
後半のギターの高まりが凄かった!!
優作さん、また進化したかも。

そしてトリは、久しぶりのThe Endさん。
長野在住で、滅多に長野から出ない方なので、
どうしても、この機会を逃したくなかったのだ。
寝坊したけど。
山川のりをさんが歌う「引き潮」
という曲が大好きで、それの原作者として知って、
ほかの曲を聴くと全部素晴らしくて、ビックリした。
数年前に出た、トリビュート&ライブのCDは
何回聴いただろう。
The Endさんのライブも素晴らしかったし、
トリビュートのメンツもすごかった。

今日は、「ちくわのカッコいい持ち方」って歌から始まった。
モノの見方がユニークで歌詞に聴き惚れる。
なんとなく高田渡さんを思わせるところもあるなあ。
「カミングアウト パート2」。
パート1もあるらしいが、まだできてないらしい(笑)
なんとも人を食った話だが、
それを淡々と真面目な顔で話されるので、
余計に面白いのだ。
そして歌詞も人を食った歌詞なのに、おもろいだけでなく、
ウソがないと感じるモノなので、
トリコになってしまうのだった。
「君の瞳に恋してる」の
The Endさん歌詞バージョン。
「スタジアムロック」は、
近況報告とロックを合体させたもので、
今で言うブログのことらしいです(笑)
ほんまに長野から大阪に来る近況報告を
歌いこんでくれはりました。

「暴風雨」は、暴風雨が日本列島と
ナニをいたすために、南からやって来る、
という歌らしいです。
そんで日本列島を女体に例えると、
大阪はちょうど、いいところにあるらしいです(笑)
次は「君が代とオレガノ」という
ちょっと危ない歌(かな?)(笑)
なので内容は伏せておきましょうね。
そしてお待ちかねの「引き潮」。
ああ、やっぱり生で聴くといいなあ!
嬉しくなってしまうなあ。
これって、ひねくれてるけど、
愛に溢れた歌やと思うんよなー。
ちょっとハスキーなThe Endさんの
声で歌われると、歌詞が本当にストンと
お腹まで落ちて来て、歌詞に出てくる人が
自分の友だちのように思えて、
泣きたい気分になってしまった。

「前回までのあらすじ」も、
風変わりだけど、なんか言葉が
しっかりひとつずつ頭に残って行く歌。
ラストは「ニセモノのギブソン」。
これもCDで聴いて好きになった曲。
ギターショップで見た中古の
偽物のギブソンに情が移る歌。
生で聴けるのが嬉しい。

アンコールは「再放送」。
これは初めて聴くなあ。
The Endさんの音楽は、
道を少しだけ外れてしまった人や、
顧みられなくなったモノたちを対等に見る、
というところが貫かれてる気がする。
それはある意味「平等」で、ある意味「愛」なのだろう。
それが根底にあるので、ユニークな歌詞でも
そこで終わらずに、お腹の底までズシンと来るのだと思う。

おー!ダブルアンコール!!
みんなやっぱり同じ気持ちなんやな「ロックンロール」。
これも聴きたかったー!
ダブルアンコール、嬉しい!!

ああ、でも「段ボールおじさん」や
「こんにちは、イエスタデイ」も聴きたかったなあ。
明日は14時からハードレインでご出演。
始まりの時間にはちょっと間に合わないけど、
出番は後半みたいなんで、行ってみよう!

The Endさん唯一のアルバムに関する情報は、こちらから

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