良元優作ワンマン@雲州堂。

一昨日の晩、
出かけようとしたら雨が降ってて、
チャリで行くか迷ってたりしてもーて、
ちょい遅刻して行ったのは、近所の雲州堂。
雲州堂は駐車場からライブ会場がガラス越しに観える。
やっぱり、もう始まってる!
ふと気づくと、同じようにチャリ&傘で来て、
遅刻してる人がいる。
ワシとご近所のねーねーさんや。
ワンツーで近いくらいの人から遅刻してる(笑)
ライブは近い人ほど遅刻する、
という法則、ありそうな気がする。

外からライブ会場が見えてたってことは、
中の演者からも外が見えるってこと、
だからか、この日は、雨の唄から始まったようだ。
「雨降り」「水滴」と
しっとりした雨の唄が曲が続く。
今日の良元優作さんは、
音の響きを自分でも味わうかのように、
しっとりとした静かな曲を並べてきた。
それが、外の雨と重なって、
なんか、不思議なこじんまりとした一体感。

初めて来た知ってる人ひとりいない寂しい町、
ふと入った店で、好きな曲が流れて来て
ふわあッと嬉しくなり、心が緩んで行く、
そんな気分のライブだった。
なぜか昔行った人吉を思い出してた。

そしてその響きを味わうためか、
声をきちんと前に押し出す、
弦一本一本の音を響かせる、
そして声とのバランスにも気を使う、
全部の音をおろそかにしないような丁寧な演奏。
それをちゃんと響かせてくれる
雲州堂の音のよさとPAさんの腕のよさ。

二部はピアノで。「眼鏡橋」から。
眼鏡橋のピアノバージョンは、初めて聴く。
「帰り道」を作ったときの話も、初めて聞いた。

常吉さんの「夜明けの物音」
優作さんがカバーするの、初めて聴いた。
「緑のタイルのいかしたテーブル」や、「道間違える」も
今日は少しメロディアスでしっとりしたバージョンで。
「石」もそんな畳み掛けない。
これはこれで気持ちいい。

なんか優作さんの日記を覗かせてもらってるようなライブやった。

というところで、「ペンノレ」。
今まで抑えてたものが
爆発したようなエネルギーの塊みたいな演奏やった。

そのテンションのまま、ボトルネックで、
スキップ・ジェイムスのカバーを原詞で。
これも初めて聴く。
渋い!!
優作さんは少しずつ変化するが、
それがすべて進化でもある。
だから、見逃せない。

アンコールはリクエストを要求。
リクエストリクエストゆーて、
リクエストしたら嫌がるくせに(笑)
でもワシのリクエスト「ホットライン」やってくれた。

オーラスで、ねーねーさんのリクエスト、
これも初めて観る
ピアノでの「ゆうれい」。
この日らしいしっとりとした終わり方。

なんとなく、オフの日の演奏を聴かせてもらったような、
いつもとは少し違う感じのライブだった。
これは、これで、ワシ的には大好きやな。

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