ONLY LONELY BLUESMAN SHOWコージー大内 × 井上大地@レインコート。
本日は、ちょっと家でやる用事が溜まりまくってたのだが、
コージー大内さんが、レインコートでやると聞いて、
いてもたっても、いられなくなっちまった。
一度だけライブお邪魔して、
むちゃくちゃ楽しかったので、
すぐにでも、また聴きに行きたかったのだが、
ワシの病気やら退職やらコロナやら、
あれこれあって、ずいぶん行けてなかった。
調べると、7年ぶりやったんやな。
しかも、今日はカンザスシティバンドのギタリスト、
井上大地さんの弾き語りと共演。
え〜〜!井上さんの弾き語りって観たことないないやん!観たいやん!
って、ことで、用事、ひとまず置いといて、
十三に向かったのであった。

13時30分開演。
休日とはいえ、かなり早い時間の開始時間で、13時過ぎくらいに入ったのに、
けっこう客席、混み合ってて、開始時間には、ほぼ満席。
お二人とも、大人気っす。
入って、ワシの顔見ると、コージーさん、
「久しぶりです」と声かけてくださった。
7年ぶりで、お会いしたの一度きりなのに!
めっちゃ嬉しいやん!
ライブは井上大地さんから。
一曲目はインスト。
さすがカンザスシティバンドの名手、
なんか往年の名画の映画音楽聴いてる気分。
レナード・ローゼンマンとか、ヘンリー・マンシーニとか、あの辺の。

ヒルビリーなカントリーサイドを感じる音楽が続く。
演奏も歌も、どこかのびのびしてて、
休日の昼間に「バッチシ最高!!」(©️松永孝義さん)な音楽っすわー。
この曲、レッド・ベリーの曲やったんや!
なんか、あのカントリー感とか、ちょっとやさぐれた感じとか、
むっちゃ納得!
大地さん、ベシャリも上手いなあ。
カンザスでは、ほとんど下田さんの話しか、
聴かせてもらえんから(笑)、知らんかった。
事情あって、二日酔いに迎え酒らしいんで、
その影響で口が滑らかなんかもしれんけど。
入院中、メランコリックな気分で作ったオリジナル曲、
確かに、ちょいメランコリックやけど、
自分の入院の時の気持ち考えると、
こういう曲を作りたくなる気持ち、
すごくよくわかる気がした。
下田さんが、ゴキブリの歌、作って、
「けっこう受けるよ!」と喜んでる話、
めっちゃ顔浮かんで、笑ってしもた。
大地さんの「それ、歓声やなくて悲鳴」てのは、
ものすごく正しいツッコミやとお思います。
大地さんの音楽、スウィングな感じもあるなー。
こーゆーラスティックなアメリカングットミュージック、
ほんま、ホッとする。

そー言えば、北九州の友だちが、
今日、ザ・ビグッドと大石みつのんくんのライブ行く、ゆーてたなあ。
場所違っても、なんや音楽で繋がってる気分やなあ、
とか思ってたら、井上さん、
ちょい前までみつのんくんと東海地方ツアーしてたらしい。
ほんまに、いろいろ繋がりますわー。
ラストの「素晴らしきこの世界」、
途中でジャック抜けたけど、そのまま最後まで、
やり切らはった。

エレキの音がかすかに聴こえながら、
ボーカルが迫ってきて、すごく新鮮な体験やった。
こういうのも、ええなあ。
小さな箱ならではの、幸せやなあ。
そして、コージー大内さん。
ひとこと目から、のらりくらりとコージー節、始まりました。
ギターが粘るけど、ねとつかず、乾いた感じさえする。
いなたい感じもあって、ワシの好きなギターやなー。

バリバリ日田弁のブルース。
日田弁とブルースの相性って、すごくええんやと思う。
それ以前に、日田弁と英語の相性もええんかも。
もし、日田弁が標準語やったら
「どーやって日本語をブルースに乗せるか」
なんてこと、誰も悩まんかったかもしれん思った。
「じりー」?連発しはるんで何かな?思ってたら、
ぬかるんでることの日田弁らしい。
方言って、ほんま人間臭くて、おもろい。
ワシにとって音楽は、その人らしさと分けられない関係にあるので、
方言で歌う音楽って、すげえ正しいと思えるんや、
ってこと、コージーさん聴いてて思った。

「オヤジプリーズドントゴー」最高っす!
歌詞飛んだことさえ、笑いに変える。
もうたまらん!
コージーさんの貧乏話、ほんまおもろい。
自分の貧乏を笑いに変える、
これって、ブルースのひとつの本質かもしれんなあ。
あと、ときどきブルースで聴くけど、
ワシ、ボーカルとギターが同じメロディやるの、
好物なんやな、ってことも、
コージーさん、聴いてて実感したわ。
コージーさん、我が高校の先輩、中川五郎さんと仲がいいらしく、
五郎さんの話、してくれた。
むっちゃ驚いたんは、五郎さんの発言、
「ディランが作ったフレーズなんて、ひとつもないんじゃない?」
うえ〜〜〜!確かにそうかも!!
けど、ノーベル賞受賞者に言っちまうか!(笑)

こんだけ地元にこだわりまくって、
誰にでも伝わる曲を作る。
ほんと、大衆歌の本質みたいなもんが、
見えたような気がした。
「社会の窓」悲しいのに可笑しい。
近頃、ワシもようやってしまうから、
余計、切なくおもろい。
「この曲はヒップホップでは歌えないよね。ブルースでしか」なるほど。
「0061」、笑ったー!楽しいー!
アンコールは、お母さんのことを歌った「大鶴村のサイレン」。
さっき、親父さんの歌、やってはったもんな。
平等に親孝行な方や。
で、この曲が、すごい沁みる曲でした。
なんやろ、この締め付けられるような気持ち!
「🎵午後5時をしらすサイレンが〜」に入るところが、
ほんまにキュンキュンする。
ずるいなあ。散々笑わせといて、
その流れを断ち切るわけでもなく、
延長線上で、こんな沁みる歌。
結局、さっきまで大笑いしてた曲の裏側には、
こんな悲しみとか涙とか、切ない気持ちが、
こびりついてること、気づいてしまった。
まさに、これこそがブルースやなあ、、、。
二回目のコージーさんのライブやったけど、
さらにコージーさんのことが好きになってしまった。
また是非お邪魔しよう。
休日の昼間っから、ええ気分になれました。
大地さん、コージーさん、レインコートのコバやん、
ありがとうございました!
終わってから、コージーさんが、女性方とお話ししていらっしゃった。
コージーさん、大分の日田ご出身なんで、皆さん二階堂を飲んでるって話だった。
嬉しい!!
終わっても、まだ明るい。
コージーさんは今日お帰りやったみたいやけど、
大地さんは今日もお泊まりなので、
いろいろ飲んで話したかったのだが、
「あ!用事山積みやったんや!」と我に帰り、
そそくさと家に急ぐ。
なんかええ気分やったのか、
思った以上の速さで用事が片付きましたよ。
そっちのことでも、ありがとうございました!
関西ツアー、コージー大内さんは、これがラストでしたが、
井上大地さんは、明日ソロワンマンあります。
しかも釜晴れで!
井上大地ソロツアーファイナル@釜晴れ
(大阪市西成区萩之茶屋2-7-5)℡08014382702
10月13日(月・祝)OPEN16:00/START17:00/投げ銭(1Dr別途要)
是非是非、お出かけください!

