自分ネタ、二階堂CM「父」。

今日は自分ネタですいません。
ワシが福岡に勤務してた時代に企画してコピーを書いたCMです。

作ったのはもう10年前、丁度40歳のときでしたが、
大学のときに亡くした父をモチーフにCMを作れるとは
思ってなかったので、撮影中に少し涙がにじんだのを覚えています。

ワシが作ったCMの中で、今でも一番好きなCMです。

少年がボールを落とさなくても良かったなあ、
と今でも少し、後悔していますが。

親父は58歳で他界したのですが、
いつも頭に浮かぶのは、晩年ではなく40歳の頃の親父でした。
なので、初めのナレーション案は
「私の記憶の中にいつも同じ年で現れる人がいる。」
でしたが、映像として表しづらいのと、耳で聞くとわかりにくいので
「後ろ姿」に変えました。
ナレーションでは「父」という言葉を使わず、
映像と言い回しで「父」を感じさせるて、
最後のスーパーで種明かしをする、という構成にこだわったつもりです。
なんか、40年前の親父との思い出や、このCMを作った10年前の思い出など、
いろんなことが蘇りました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA