立ち呑もう。

先日、友達がFacebookに上げてた大阪駅前の立ち呑み屋が、えらいええ風情だったので、連れてってもろた。

パッと見、道路に面した外からは、喫煙スペースか、自販機スペースのように見えてまう。
だから、何回も真ん前通ってるはずやのに、気がつかんかったか。

けど、中に入ると。

芳しいような昭和の立ち呑み屋。いや、多少のお惣菜以外は乾き物なので、角打ちと言うべきか。
お惣菜の中では、甘辛いゴボウが、ダントツに美味かった。

出る時は、もうひとつのドアから出た。
ビルの内部に向かって開くドア。
こちらは、もうひとつのドアに比べると、なんぼか呑み屋っぽい。
なるほど、口には出さずとも、うまいこと「冷やかしお断り」「一見さん、お断り」の
リピーター重視構造になっているのだな。
聞くと、駅前ビルの立つ前から、この辺りにあったらしい。
つまり戦後の闇市の系譜やな。

なんて店か知らん間に呑み食いしたので、後で、検索したが、
教えてくれた方が、Facebookに名前出してなかった。つーことは、
名前までは教えたくない店かもしれん。
なので、ワシも名前は控える。行きたい人は、ワシを誘うように。連れて行ってあげます。

話題の中心は、やはりコロナ。
今や、自宅で過ごす時間が多く、公共交通機関もあまり利用しないワシに、
世の趨勢を教えて頂いた。
世間は思った以上のことになってるんやな〜、と少し驚く。

帰り、一駅だけ電車に乗るが、なるほど、さっき話で聞いた通り、
つり革を持ってる人が、すごく少ない。
それ以上に、一杯飲んで帰るにちょうどいい時間なのに、
これほど空いてる平日の東西線を見たことがない。
会社を休まないまでも、皆さん呑みに行かずに帰ってるってことなんだろうか。

電車を降りて家に向かうと、不気味なくらい明るい、十八夜の
少し6時の方向が欠けた月が(スマホカメラだと分からんけど)、
帰り道を、ワシのマンションを照らしていた。

そして、家に入ると、今日渡すつもりで、机の上に置いてたのに、
カバンに入れるのを忘れてたDVDが、ワシを待っていた。。。

早苗ちゃん、すまん!もう少し時間かかります。

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