國木まちこ&坪井大、大福@アオツキ書房 。

昨日はアオツキ書房でライブ。
移転してからは、初めて来た。
ここは、古本もCDも宝の山で、
欲しいもんだらけ。
あんまり見てると買ってしまうので、
サラッと見ながら開演を待つ。

まずは、國木まちこと坪井大さん。

このコンビは、観るたびによくなってる気がする。
まちこがのびのびとやりたいことを、
遠慮せずにやってて、大さんが、
「ほら!こんな風にしたかったんやろ?」と
世界を広げてる感じかなあ。
早くこのコンビでのCD、出してほしいな。
わをんでやってた曲も、そのCDに是非入れてほしい。
相変わらず、MCはグダグダですが、
それがまたおもろい。
今日は客席にまちこのおとんも来てて、
おとんがボソッと「口の悪い娘や」ゆーてました。
おとんも、そーとーやけどな。

で、お待ちかねの次は大福!
今日は、大福のレコ発でした。
と言っても、大福は、熊坂さんが曲を書いて、
ライブやレコーディング、その都度集まっては、
その都度解散するバンドらしい。
今回も、レコーディングに参加したメンバーは
熊坂さん一人で、あとは、関西在住のメンバー。
アコーディオンのかんちゃんと、バイオリンのイガキさん。

ほぼインスト、ところどころ熊坂さんのスキャットというか、
歌詞というか、叫びというか、とにかく「声」が入ってくる。
熊坂さんがお二人に「こういう言葉を言うので、
それ聞いたら揺らしてください」とか、
その場のアドリブ指示とかもあるんだけど、
全然小難しくないのが、気持いい。
ジャズかどうかなんて、分からないし、どうでもいいんだけど、
気持は、聴いたことのないちんどんを聴いた気分の方が
近いかもしれない。
とにかく、聴いてる方まで、高揚してくるような、
心踊らされる音楽だ。
トーンとしては暗いものもあるんだけど、
根底には「生きる」ってことに迷いのない、
真っ直ぐな気持ち、喜びと言ってもいいのかもしれない、
そんなものがあって、そんなものが、
そのまま、熊坂さんが音楽を作るエネルギーになってるような気がした。
MAも熊坂節で、話がいろいろ飛んでおもしろかった~~。
昨日の熊坂さんのマイブームは「~~で、ございましょ?」のようで、
「水木しげる、皆さんお好きでございましょ?」とか連発してました(笑)

ラストの曲とアンコールは、まちこと大さんも加わって。

ああ、これは大人数でやってても、絶対おもしろい音楽やろなあ。
洪水みたいな音の群れなんだけど、
それがバラバラではなく、ひとつの方向に向かって、
ずんずん進んで行く。
20人くらいの大人数での演奏聴いてみたい気がした。

終わってから、演者や観客で、しばしの宴。
ほぼ、まちこのおとんの一人舞台やったけど、
かなり楽しくて、ゲラゲラ笑いながら過ごした。
まちこのおとんは、やっぱりまちこのオトンやわ。

実は、まちこ、大福の大ファンで、
今日の競演が夢のひとつやったらしい。
まちこが大福を好きってのも、なんかわかるわ。
こんなに前に前に、ぐいぐい進んで行く音楽って、なかなかないもんな。
けど、何も考えずに進んでいくんやなくて、
いろいろあった上で、ほんでも前行こうよ!って
意思があるもんなあ、大福の音楽には。

まちこの夢はあと二つあって、
それは維新派の屋台村ライブで歌うことと、
西成の難波屋でライブやることで、
その三つともが今年叶ってしまうらしい。
去年は結婚もしたしなあ。
当たりすぎの二年やな。
いろいろ気をつけなあかんで~。

まちこのもう一つの夢、
難波屋ライブは、今週の土曜(実は今年二回目やけど)、
維新派の屋台村ライブは、10月の何日やったかな?
今年は平城宮址で、松本雄吉さんへの追悼も込めて
やるって聞いてます。

あ、あと熊坂さんは、来月8月20日、今度はスパン子さんの
「スパンコスモ」で、音凪さんでライブやりますよ。

皆さん、是非!!

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