一番弱い人が、前を向こうと思える世の中に。
ネットカフェ難民になるかもしれない自分を想像できなくなったらこわい
人はどうしても「自分が基準」、
「自分ができることは、みんなができること」と思いがちだ。
でも、その「できること」ですら、危ういバランスで成り立ってて、
いつ、そのバランスから転げ落ちてしまうか、
自分自身でもわからない。
ましてや、その危ういバランスを少しずつ崩そうとする圧力、
もはや悪意とさえ思える力があちこちに見えている今なら、なおさらだ。
一番弱い人が、前を向こうと思える世の中に、
近づこうとする社会であってほしい。
今の社会の寛容性の無さ、
それに比べての釜ヶ崎の温かさ。
釜ヶ崎は、ある意味一番底辺の
セーフティネットかもしれんと、思った。