『2017年 アフリカ・マコンデ族の音楽と文化交流ツアー』@ムジカジャポニカ。
日曜は二日連続ムジカへご出勤。
この日は『2017年 アフリカ・マコンデ族の音楽と文化交流ツアー』
最貧国のひとつであるモザンビークのいのちをつなぐ会が主催で、
水田十夢くんが、いろいろお手伝いしたイベントの一環でした。
まずは、十夢くんの頼りない挨拶(笑)に続き、
NDARICCAこと東藤リカさん。
気持のええ、姉御肌の姉さんです。
アコースティックギターのレゲエ。
ギターの音がロシアの5Nizzaみたいでちょいと切なげ。
でも5Nizzaと違って全体的には元気な感じ。
ボーカルが迫力あるなあ。
ベーストラック、リズムトラックとか鳴らしながら演奏しはったり、
ダブっぽくエコーかけたりして、一人とは思えない厚みのある演奏。
けど、ギター一本の弾き語りも気持ちよさそうやなあ、
聴いてみたいなあ、と思った。
そして、良元優作さんの「パンツパンツパンツ」。
十夢くんがやはり頼りない声で
「パンツパンツパンツ」と紹介すると、
優作さん「ちゃう!パンツ!!パンツ!!パ~~ンツッ!や」と訂正。
これ、いきなり笑わせてくれたなあ。
ギター長谷川健一さん、ベース水田十夢くん、
ドラム仲井の信ちゃんという初組み合わせ。
「コンビニ」で静かに始まったかと思うと、
めっちゃ激しくファンキーな「ヤツは逃げてったー」って歌詞の曲。
初めて聴く。パンツパンツパンツの曲かなあ。
リフが重低音でドカドカしててかっこええな。
かと思ったら次は「眼鏡橋」で、めっちゃしっとり。
長谷川さんのギターソロ、うっとりするなあ。
ひとつひとつの音は硬質なのに、
繋がりがなめらかで、耳にスッと馴染んでくる。
「きっかけ」は、バンドで聴くと、
広がりが感じられる曲やなあ、と思った。
十夢くんも信ちゃんも唄も歌うから、
優作さんへの寄り添い方が絶妙。
次は「ギリギリパッポン?」て歌詞のブルージーな歌。
今年のクッダラナで聴いた気がする。
これもパンツパンツパンツの曲かな?
「負けへんで」もファンクな味つけで、別の曲みたいな質感。
「負けへんで」のとこ「みなさんご一緒に!」て難しいわっ(笑)
ラスト、優作さんのスキャットと長谷川さんのギターのユニゾン、めっちゃ気持ちええー!
「まあいいやで日が暮れて」ベースやドラムが途中から入ってくるとこ、
ピタッと消えるとこ、「そーそーそこそこ!」って言いたくなるくらい、思った通り!
痒いとこに手が届く感じやわ〜
ラストは「春の虹」。
完成度高っ!
これもバンド向きの音楽なんやなーと改めて思った。
ギター同じ音程で短く刻むとこ、
なんかアズテックカメラっぽくて、
気持ち良かったー。
ナジャさんライブは、
リフティングパフォーマーのチャーハンさんから。
すごすぎて目がついていかん。
何度かボールを見失う(笑)
いよいよナジャが登場。
アフリカ人らしいビロードのような美声。
あの声が出るのは、喉のバネと言うか、
筋肉がそうとう強いんやろーなー、と思う。
モザンビークの音楽聴くのは初めてやと思うけど、
ザイールのリンガラとかのような複雑なリズムはあまりないみたいで、
聴きやすく、優しいメロディーの曲が多い感じやなあ。
それがモザンビークの特徴なんか、ナジャさんの特徴なんかはわからんけど。
と思ってたら、めっちゃ変拍子の曲、始まった。 三拍子系やと思うんやけど、
ときどき違うの混じってる気がする。
ポリリズムやな。
やっぱりアフリカやー!
この独特のリズム感、真似できへんなあ。リズムの捉え方自体が、
違ってる気がする。気持ちええ。
ナジャさん、アフリカの人にしては小柄な感じやけど、
仕草とかがチャーミングで、ときどき色っぽい。
「マライカ」は、タートルアイランドの愛樹さんが
「まーいいかー」って歌詞で歌ってるやつや!
きれいな歌やなー。
モザンビークの曲やったん?
「猿の不思議」って曲は、なんか切ない感じ。
ギターのリフがなんか鈴木常吉さんっぽい気がする。
そー言えばサックスも、ちょっと中尾勘ニさんのフレーズに似てる。
「俺の股間を掴むな」って曲の説明
「モザンビークの女性は男性の股間を掴むのが好きです」って(笑)
「痛い痛いー」
「触らないで触らないで、そこは俺のもの」
「触りたいの触りたいの、そこはすでに私のもの」って女性コーラスと掛け合い。
なぜこの曲だけ日本語に訳す(笑)
この曲の動画がありました。
ソロ演奏のシットリした曲を挟み、
最後は出演者全員で「アフリカ」って曲。
TOTOのじゃないです。
みんな踊り出す。カチャーシーか!(笑)
こういう踊るっぽい曲になると、
やっぱりリンガラと少し似てる気がする。
優作さんも、なんか照れた顔で参加(笑)
丁度この日の昼、テレビで見た話題のモリンガの粉末売ってたんで、購入。
バオバブの種も買ってみて、植木鉢で植えてみようと思うけど、
でかくなったら、どうしよう。