女勝りバンド&白崎映美@ガンズトイトイトイ。

本日はガンズトイトイトイに。
ひとつ目は女勝りバンド。
初めて観たけど、
カオリーニョ藤原さんの双子の妹、
萩之茶屋まり子さんがボーカル&ギターのバンド、
(という設定)らしい、ウププププ!
ヤーソさんと瓜二つの7弦ギターの加納麗花さんは、
ヤーソさんに勝るとも劣らない凄テク、ウププププ。
ピアノは西大寺絹代さん、
ベースは幸うす女(さちうすめ)さん。 

音楽はズブズブの昭和歌謡!
渚ようこの京都慕情とか、泣くわー。
気持ちええやら、切ないやら。
選曲が渋くて、ワシ好みやなー。
いきなり浜口庫之助さんメドレー始まる。
島倉千代子さんの「さざなみの夜」の
セカンドラインアレンジとか、めっちゃええ!
マヒナスターズの「愛しちゃったのよ」から
「みんな夢の中」とか、もーたまらん!
みんなテクニックが確かやから、
気持ちよく酔わせてくれる。
ミス大阪とかキャバレーで聴いてみたいわー。
もっともっと、みんなに聴いて欲しいバンドやなあ。 
ワシらより上の歌謡曲黄金時代を知ってる世代なら、
みんな泣いて喜ぶ音楽やと思う。

「女勝りバンド」の動画は見当たらなかったので、
双子のお兄さん(うぷぷ)、カオリーニョ藤原さんの
「逆行人生」を。(アンコールで歌ったやつ)

休憩挟んで、女勝りバンドをバックに白崎映美さん。
白崎映美さんは逆に(笑)男装で登場。
そのままで出ても男装に見えたかもやけど(笑)
酔ってない映美さんと会うのは初めてかもしれん。

ステージはさすが!
一瞬で会場を盛り上げる。
ほんまにエンターテナーやなあ。
上々颱風の「いつでも誰かが」をやってくれた!
ジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」のテーマソング。

ピアフのシャンソン「群衆」を原語で歌いますって、
ズーズー弁やん!(笑)
けど、確かにフランス語に聴こえるなあ。
ほんま楽しませてくれるわー。

見た目、欧米人っぽいとゆーか、
ニューハーフっぽいとゆーか(笑)、
すごいバタ臭いベッピンさんなんだけど、
音楽は、泥くさくて、どちらかと言うとベタ、というのが面白いなあ。
泥くさいというか、地に足がついてて、
自分にウソをついてない誠実な音楽なんだろうと思う。
民謡だったり、上々颱風だったり、
いろんなもんが曲の間から覗くけど、
それらが混じり合って、溶け合って、
ひとつになったものが、
現在の白崎映美さんなんやろな、と思った。

AZUMIさんとのコンビ「義理と人情」も、
東北6県ろ~るショーも、
もちろん上々颱風も好きだけど、
この組み合わせもすげーいいと思う。
映美さんの泥臭さと、女勝りバンドの凄テク昭和臭が、
初めての組み合わせとは思えないほど、マッチしてた。

アンコールはカオリーニョさんの「逆行人生」。
映美さんと、カオリーニョさん、あ、違う、まり子さんの、
音伸ばし合戦、おもろかったけど、
素晴らしくもあった。
音楽とエンターテイメントと両方の実力ないと、できんことやろーなー。

最後の曲が圧巻!
♪〜私はあなたよ あなたは私よ
どうぞ忘れないで〜
て歌詞。
メロディー、有名なんやけど、曲名が出てこない。
けど、ドシーンと来たなあ!
(追記:友だちが教えてくれました。ベッド・ミドラーの「ローズ」でした。)

白崎さんの動画は東北6県ろ~るショーの迫力の演奏を。

終演後、東北6県ろ~るショーのCD購入。
映美さんと少しお話する。
おぼろげながら覚えててくれてるようで
「橋の下で初めてお会いしたんでしたっけ?」とゆーてもらえる。
「いえ、マギーの義理と人情流しライブです」と答えると、
「あーー!あのみんなベロベロになった!」と思い出してくれた。
そーそー!あんときはみんなベロベロやったなー。
お店のマギーさん、菜々さん含めて(笑)
またあんな飲み方したいなあ。

ええ音楽だけでなく、
よー笑ろた、楽しいライブでしたー!

記念の集合写真はロック食堂のマスターからお借りしました!

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