数えきれない&たゆたう@アバンギルド。

京阪が事故で予定より20分ほど遅れたので、
ちょうど夕暮れがきれいな時間に三条大橋を渡れた。
目指したのはアバンギルド。
なんとか開始予定時刻に間に合った。

今日の一発目は「数えきれない」。

ベースのあずみちゃんは、ほんまいろんなバンドで聴かせてもらってるし、
ギターのむうとんさんもドクロズやドラヒップやスズメンバなどいろんなバンドで聴いてるけど、
一緒にやってるのは観たことがない。
ドラムのやすよさんも初めて聴く。
どんな音が飛び出て来るか、楽しみだった。
聴いた音は、ほー!なるほど!こんなことになるんやー!とビックリとナットクが合わさった感じ。
むうとんさんの素っ頓狂な感じや、
あずみちゃんの不思議な感じを保ったまま、
それが混ざって一体となって、
ちょっとサイケでオシャレなニューウェーブっぽい感じもするけど、
どこか暴力的でもある、けどポップな音楽。
やすよさんのドラムもタイトで、
その暴力的なとこにも、ポップなとこにも合う。
えーバランスで成り立ってる
かっこいいガールズバンドやった。
終演後、CDをゲット!

休憩はさんで、たゆたうのゲスト、ワタンベさんが、しばしソロドラム。
これがかっこいい!正確で細かいんだけど、
もっと根っこのとこでプリミティブな衝動があって、
それに任せて叩いてる感じ。
血が沸騰して来たー。
他の観客もみんな同じらしく、ゲストコーナーやというのに、
プチアンコール!

そしてトリで登場するのは「たゆたう」
バイオリンのイガキアッコちゃんは先週も「大福」で観たばかりやし、
ギターのひろちゃんも、そのちょっと前にコロイドで観たけど、
「たゆたう」で観るのはかなり久しぶり。
アッコちゃん、今日はスチールパンから。
一曲目はひろちゃんと二人で。

あーこの感じ、ひろちゃんの柔らかく 
明るい声に乗せられて、
ほんとに気持ちが、たゆたって行く。
アッコちゃんのスチールパンも、 
その気持ち良さを広げてくれるなー。
二曲目からはゲストのワタンベさんのドラムが入る。

えっ!と思った。
ドラムが入ると、こんなに立体的に音が広がるもんなのか?
と、そのときはそう思ったんだけど、
今は、どうひろがったのかをうまく表現できない。
数曲聴いてるうちに、
その広がりが耳に馴染んで、
あって当たり前のように聴こえて来たので、
ドラムがない「たゆたう」を脳内再生できなくなってしまった。
だから比較ができないのだ。
それくらい自然に、アッコちゃんの言う
「憧れのスリーピースバンド」になっていた(笑)
けど、ときどき、吹き出すように、
おもろいフレーズ入れて来るとこが、
さすがワタンベさんだ。

考えてみれば、今日はゲストのワタンベさん以外、全員女性のガールズデイやったんやなあ。
「数えきれない」の「むうとんさん&あずみちゃん」、
「たゆたう」の「ひろちゃん&アッコちゃん」、
何れ劣らぬボケボケMC合戦も笑ったなあ。
むうとんさんはシュールにぼけて、あずみちゃんがそこにやや天然ぼけ混じりながら、繋いで行く。
ひろちゃんは、まんま天然ぼけなんだけど、
突っ込み方がズレてアッコちゃんもぼけになってしまったりする。
結果、両者とも思わぬところで大爆笑。
みんな得なキャラやなあー。

アンコールは、たゆたうにあずみちゃんが加わって、コロイドの奄美の歌。
この曲、脳内モルヒネが出まくるんよねー。
最後の方の女性コーラスは、
ほんまブルガリアンボイスみたいで、
気持ちええこと、この上なし。
そこにワタンベさんのドラム。
やーなかなか聴けない組み合わせを楽しませてもろたわ〜。

ライブ後、少し出演者と話して、
帰る途中、三条大橋のたもとの眠眠に寄ろうとするが、
タッチの差でラストオーダーの時間過ぎてた。
くそー!口が餃子になってもた。
どーしてくれるー。
今日のことはともかく、
次回、あの辺りに行ったら絶対食ってやる!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


社会

前の記事

報道の本質。