かりきりん&2人jaaja@音凪。

昨日は、天満音凪さんで、かりきんと2人jaajaのライブ。
かりきりんのあずみちゃんは金曜の四日目バンドでもライブ観たので、
わずか二日ぶりでした。

まずはかりきりん。
昭和30年代の小学生の詩を集めた詩集「きりん」から詩を借りて
曲にしているから「かりきりん」。
もう何度も聴いてるんですが、
この詩がなんど聴いても、ほんとおもしろい。
小学生って、すごいよなあ、と思います。
そして、この詩には、こういうメロディーだな!と
ピッタリのメロディーを付けてくるかりきりん。
曲によっては童謡風だったり、ジャズっぽかったり、
いろんなパターンがあるんだけど、
詩集で見たら止まってるだろう文字が動きだしたような感じがする。
「小学生の作った言葉に曲を付ける」という
詩と曲の関係がはっきりしてるので、
言葉が「動き出した!」と思う瞬間が、ドキドキするし、おもしろい。

前にも聴いた曲だけど、言葉がおもしろかったので、一曲だけメモした。

「夕陽」
おじいさんが夕日に向かって帰っていく
何か重そうに帰っていく
何か考えながら
ひとりごとを言いながら

すごい物語的で、中国の農村部を舞台にした映画のような光景を思った。
だけど、小学生がこの情景を詩に読もうとした気持が不思議。
何が、印象に残ったんだろう。

昨日のよう子ちゃんは(いつもやけど)、何か興奮してたのか、
動きも速くて、カメラ何枚も撮ったけど、大抵ぶれてました(笑)
MCも暴走気味でしたが、あずみちゃんのナイスフォローで、
2人の仲良さが見えて、却ってよかったかも、です(笑)
ほんま、ときどき入るハーモニーと言い、
自由に動き回るよう子ちゃんをつなぎとめるコントラバスと言い、
あずみちゃんの猛獣使いっぷりは、素晴らしいです(笑)

そして、後攻めは2人jaaja!
このバンド、橋の下世界音楽祭でガツンとやられたPLUTATAの
前身というか、今では別ユニット?フルメンバーではない時は
jaaja名義でやる、みたいな感じのようです。

ギターが響き始めたとたん、あの橋の下の興奮が蘇ってきました。
なにか、強い衝動があって、それが人を巻き込んで行く、
人にもその衝動を植え付けて行くような、逞しさやエネルギーがある。
歌詞の意味とか、あまりキチンと理解してないのに、
メロディーだけでなく、言葉にも惹かれてしまっている。
橋の下のときは、自分自身の興奮もあったんだけど、
昨晩、改めて、あのドキドキした気持は間違いではなく、
このバンド、ほんまにすごいのだ!と再確認しました。
ほんまにいろんな人に聴いてほしいなあ。

昨晩は2人jaajaということで、長谷川さんのボーカル&ギター、
のばたさんのチェロ、そしてお二人の息子さんの操り人形。
この操り人形も、よくできてて、動きがおもしろく、
かなり本気で見つめてしまいました。
小学一年生の芸に夢中になってました。

橋の下で頭やられたときに演奏してた「ゼロ」はかりきりんも一緒に。

あ~~やっぱりこの曲、ガツンとくるなあ。
今、音源制作中で8月にはゼロの入った音源が出るらしいです。
楽しみやなあ。

その後、♪~パレード パレードの繰り返しが印象的な「動物園」、
アンコールでは「はじまりのうた」と三曲続けて
ええ歌聴かせてもらいました。
昨日買わせてもらった「動物園」とか「エイの夢」とか「かさぶた」とか
「はじまりのうた」とか入ってるCD、今朝から聴かせて頂いてます。
やっぱ、ええわああ!
早くフルメンバーPLUTATAのライブも観てみたいです!!

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