ホットモットガンボ2022二日目@磔磔。

二日目。
この日も無茶苦茶楽しみにしてる出演者がいたのだが、それはまた後ほど。
まあ、このライブ、全部楽しみなんやけどね。

まずはpug27から。
「ご機嫌なラテンジャズ・デイトリッパー入り」で始まりましたー!

甲斐さんのボーカル、こんなファンキーやったっけ?
迫力あるなあ!今日も楽しくなりそうや。
うわ!KyOnさんがゲストでアコーディオンを!

トランペットのソロから始まったのは「トンネル抜けて」。
ゆったり目で掛け声以外はインスト。
こんなバージョン、もちろん初めて。
なんて切ない。途中からはスカになった。
この曲が生まれたと聞く和歌山、和歌の浦、
バグースの前の海岸を思い出す。
どんどん音が重なって行くと思ったら、
スッとペットだけになったりして、こりゃ気持ち、ええわ。
こりゃ、演る人も聴く人も、どんとをよく知ってる人、
どんとを愛してる人たちのライブやなあ。
と、なぜか確信する。
うわ!白シャツ蝶ネクタイの良元優作出てきた!
似合わ、、いやいつもと違う雰囲気で、大変よござんす。
「絶体絶命」や!ファンクでかっこええ!
歌詞はえらい違うけど(笑)

優作とKyOnさんが一緒にやってるってだけでも感激や。

優作も楽しそう!
JBばりに腰振ってる!!(笑)
これも初めて観るなあ。
前に手を組んでツクツクボーシみたいなんは観たことあるけど(笑)

この組み合わせやと、やはり聴きたい「帰り道」。
これはほんまええ組み合わせ、
ちょこっとゆっくり目のスカアレンジが新鮮。

優作下がって、超速ポルカみたいな感じから、
小泉さんボーカルで超速「見返り不美人」(笑)
わはははは!こりゃお祭り騒ぎなアレンジ!楽しー!

どの曲か忘れてしもたけど、ウッドベースのソロもえらいかっこよかったなあ。
ひとつめのバンドから、こんなに体力使って、
ワシ最後まで持つか、ちょっと心配になる。
pug27は、去年末ニューアルバムを出しはりました。

ENJOY YOURSELFが入ってるのが嬉しいなあ。

続いて、吉田省念くん。
この日、ソロ弾き語りは省念くんだけ。
と言っても省念くん、ギター演奏が多彩で、
ループも使ってないのに、一人で演奏してるとは思えない。
リズムギター、リードギター、ベース、一人でやって、
しかも歌まで歌ってる感じ。
ひとりバンド状態やな。

1992年の西部講堂ホットホットガンボ当時、
省念くんは、小学六年生か中学生くらいで、
カキ氷いっぱい売って、お小遣い、ぎょうさんもらったそうです。
すごい長い縁やなあ。
そう言えば、この日、磔磔来る前、コンビニ寄ったら、
省念くんがおって、省念くんが見つけて、挨拶してくれた。
ちょっと嬉しかったなあ。

ギターがむちゃくちゃ印象的な「オートバイ少女」、
好きやあ。
クリアなギターのストロークと伸びやかなボーカルが、上質!
「キャットフィッシュブルース」や「DEVO」聴いてると、
なんか古い酒場巡りのブルース弾き語りのようでもあるけど、
やっぱり音の端々に新しさもあって、
どっちも矛盾せず、高いレベルでハイブリットされてて、
「吉田省念、やっぱすげえ」って思ってまう。

ゲストで玉城さん、省念くんのアコギを褒めまくる。
ほんま省念くんのギターはすごい!
ほんである意味ノーブル!
曲は「眠るキミの足元で」。
始まった途端、なるほど!この曲、省念くんの声に合うきがする、
思った。
予想は外れんかった。
どんととはちょっと違う、優しい仕上がりやった。

二人とも、めっちゃ楽しそうにギターバトルしてはった。
なんかこんな風景見るだけで、来てよかった!と思える
嬉しいステージやった。

さあ、今回唯一の女性陣ドクロズ。登場!
おお!いきなり「波」や!

あれ?ドラム、男の人や。あ、太郎さん?
ギターのムートン、今日は欠席か。
鍵盤は、誰やろう。
え?KyOnさん??

「波」はもれなく泣いてまいそうになる大好きな曲。
しかもこれ、ええ演奏やわ。
麻子さんのちょい鼻にかかったボーカルが
気持ちいい湿度を含んだ海辺を運んでくる。
オヤビンのコーラスがそこを吹く風のように気持ちいい。

おお!やっぱりKyOnさんや!こりゃ貴重や!
KyOnさんも太郎さんもゲストやなくて、
今日はドクロズとして全曲一緒にやるみたい。
嬉しいなあ。

ほんで、うー!久しぶりのドクロズMC、
やっぱりおもろいわ。
ワシ、ドクロズMCオンリーのライブでも絶対行くわ。

KyOnさんギターに持ち替えた。
カッコええ!ドクロズのこのドライブ感とか気持ち良さは独特やなあ。

おおギターで玉城さんも登場!で、
「魚ごっこ」!むっちゃええ!ワシも歌わせてくで〜〜!
楽しーぞ〜〜!
ドクロズ、ありがとう〜〜!

そして、本日もトリは、もちろんボガンボローザ。
今日は「ポケットの中」から。
KyONさんのアコーディオン、どことなくポルカっぽいというか、
土臭い色合いあってええわあ。

おーKyOnさんの歌いながらの紹介でpug27のしんごさん出てきた。
永井さん、ほんま馬鹿でかいなあ。
しんごさんも、けっこう身長あるのに、並ぶと子どもみたいやわ。

今日も聴けた「夢の中」。
ああこの曲はほんまに体に心にじわーっと沁みる。
客席見渡すと、多くの人が手を振っている。
中には目を赤く腫らした人も。
ワシも思わずもらい泣く。

ゲストで省念くん。曲は「カーニバル」!!
省念くんらしい選曲!嬉しい!!
省念くん、丁寧に心込めて歌ってる。
ありがとう!
省念くんのMC、ちょっと声が詰まってる。
観客の反応が良かったのもあるけど、
きっといろんな思いが積み重ねってんねやろな。

そして!「橋の下」!!
すごい名演やった。
すごい盛り上がりやった。
ワシも涙腺が、、。
いやもう言葉が出ん!

そして、玉城さんコーナーも、「橋の下」からの流れで
「だけどジュリー」〜「フォークの神様」。
ワシが勝手にアーバンジプシー三部作と呼んでる三曲を
続けてやってくれた。
ちなみに玉城さん、オリジナル忘れてて自分をコピーしたらしいです(笑)

そしてこの時が来た!ボガンボローザと良元優作の共演!
「さいごにひとつ」をKyOnさんと優作のツインボーカルで。
嬉しい選曲やなあ。
なんかこのメンバーと優作がやってるだけで、震えてくる。
ワシの学生時代からしばらくを支えてくれたどんとと、
今を支えてくれてる優作が、ひとつの線でつながった気がする。

優作と交代で井垣さん登場。
たまらず立ち上がる観客多数。
ワシももちろん。
陶酔。。
え?二曲目でもう最後の曲?
残念やけど、むっちゃ聴きたかった曲
「バカボンの国のポンパラスの種」や。

アンコールはpug27のメンバーも混じって、「憧れの地へ」!!
これも聴きたかった曲!
もうたまらなく嬉しい。

ああ、もうどんとの洪水やわ!
ワシの頭も心も、この瞬間は、ほぼどんとに占領されてた気がする。

ラストはボガンボローザのメンバーで。
永井さんの言葉にまたウルッと来る。
この言葉を聴けてよかった。
この場にいれてよかった。
この時は、岡地さんも柔らかい表情してはった。
二日通して感じたのは、岡地さんの凄さ。
ずっと、真剣勝負みたいな表情で、
全体に目を配ってはった。
で、曲と曲の間に、いつもの柔らかい岡地さんの笑顔が覗く。
あの屈託ない笑顔が、ほんまたまらなく好きだ。

ああ、けど「少女の夢」も聴きたかったなあ。
「かべ」も聴きたかったなあ。
ワシ、ほんまに好きな曲、いっぱいあるんやなあ。

体が熱ったような気分になって、
この日は、観客としてきてた、HillAndonの康次郎くんや竣くんや、
優作と、磔磔の前で喋ってたんやけど、
やはり二日続けての長時間ライブ、疲れが溜まってたようで、
急に眠気が襲ってきた。
喋りながら眠ってしまいそうになったので、
顔見知りに挨拶して、河原町駅に向かった。

まだまだ聴きたい曲がある。
次のホットモットガンボまで元気でいようと思いながら帰った。

さわちゃんお疲れさま!
次回やるときは、なんか手伝わせてなあ!

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