ムジカジャポニカ16th爆スペシャル!『友部正人とムジカの正念場2022』。

本日は、毎年、7月の最終土曜日恒例、
友部正人さんのライブを観に、ムジカジャポニカへ。

友部さんをムジカで聴くと毎回思うのは、
「落ち着く、帰ってきたー!」ってこと。
毎週のように行ってる場所やのに、
友部さん聴くと、なぜかそう思ってしまうんよね。

友部さんの弾き語りは、
ボーカルとギターの微妙なズレが気持ちええ。
ギターは正確にリズムを刻むのに、
ボーカルがちょっと遅れたり、先行したり。
それが、ほんまにナチュラルに快感に繋がる。

友部さん、音楽は、歌は、消えて行く、
ということをよく知ってるんやろうな。
だから、たとえ消えても、心の中では消えないよう、
丁寧に、言葉を、歌を、置いて行く。
だから、ひとつひとつの言葉が、メロディが、
知ってる曲でも、初めて聴いたみたいに、
新鮮に心に残る。

一部の終わりの方で、歌詞が飛ばはった。
けど、それがまた良かった。
なんだろう?
口惜しがる友部さんが、かわいかったから?
友部さんと秘密を共有したみたいな気がしたからかも。

うっとり見つめるせいちゃん。
ほんまに好きなんやなあ。

「あの美しい町では」って歌詞の曲が突き刺さった。
(すみません!題名聞き逃しました。)
どの時代のどこから、どの時代のどの町を見つめているのだろう。
この歌に限らず、友部さんの歌詞に出てくる町は、
どこか懐かしい日本の町のようでもあり、
ヨーロッパの田舎街のようでもある。
きっと聴く人、聴く人、それぞれに自分の思い描く
町の風景があるのだろう。

二部はせいちゃんも歌ってる「こわれてしまった一日」から。
自分でもよく口ずさむ大好きな曲なのだが、
今日は一緒には歌いたくない。
友部さんの声を聴いてたい。
自分の声で濁したくない、と思った。
友部さんが、この曲は「にっぽん百歌/村上春樹ライブラリー」で
動画公開されてる、ゆーてはった。
これかな?
森山直太朗さんとやってはる。
めっちゃええやん!

もう一曲、児童合唱団と歌った動画の話もしてはった。
これかな?

最後にムジカジャポニカに感謝のひとこと。
「これからも一緒に歩いて行きましょう」
泣け!せい子!!

せいちゃん越しの友部さん。

アンコールは、せいちゃんのバンド、
夕凪と春一で一緒にやったことがあるという
「ぼくは君を探しに来たんだ」。

ほんまに素晴らしいっ!
まだまだ聴きたいなあ、思ってたら
「まだ聴きたいコール」始まった。
この声は、これはせいちゃんやな(笑)  

そしてダブルアンコール。
曲は、さっき動画あげた「夕陽は登る」。
いやあ、ほんまに素晴らしかった。
友部さん「今度は九月に!」
おおお!そうや!レインボーヒルや!
今年は無事開催されますように!!

最新アルバム

去年CDとして発売された四枚目のアルバム。
確か坂本龍一さんの初音源じゃなかったっけ。

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