梅津和時KIKI BAND最強再狂2022。

  

こないだの日曜、
いつ以来なのか、もう思い出せないくらい
久しぶりのKIKI BANDは、ムジカジャポニカ。

どたまからすごい音圧!
全員が客席に向かって襲いかかってくるような錯覚に襲われる。
うわ!鬼怒さんのギターソロが牙まで剥き出しに!
一曲目から、このテンションかよ!
とタジタジになってたら、
早川さんのベースソロもドッシリ、ズンズン迫ってくる。
梅津さんのサックスソロも激アツ!
この人たち、一体何歳やねん!
その獰猛なサックスとギターがユニゾンなって襲いかかってきたり、
ああ!もう窒息しそう。
けど幸せな窒息。

ドラムから始まる曲、音が突き抜け過ぎてて、
一瞬、何の音かわからんかった。
ジョーもやっぱり、すげえ!
早川さん作曲の曲だからか、早川さんが奔放にうねりまくる。
そこにまた、サックス&ギターのユニゾン。
管楽器と弦楽器やのに、
ようこんなに音ひとつひとつのトーン合わせられるもんやなあ。
特にひとつひとつの音の最後の切れ方が、
同じ楽器の絡みみたいに思えてしまう。

あんまり勢いがすごいから、
みんなそれぞれ好きにやってるように思えるけど、
もちろんお互いを感じながら、
ひとつの音楽作ってる。
リズムが合うとこでは四人がピタッと合う。
見事や。見事としか言えん。

気がつけば二曲で30分くらい経ってた。
瞬発力だけやなくて、持久力もすごいんやな。

次の曲は梅津さんの新曲らしい。
展開が物語的で面白い。
ちょっとリフが「チュニジアの夜」を思い出させる。
一瞬のブレイクのあと、四人ユニゾン。
く〜〜〜!カッコええーー!

次の早川さんの曲は梅津さんが曲前の紹介で語ったように、
たしかにロマンチックな趣あり。
攻撃ではあるんやけど。
ジョーのドラム、耳を傾ければ、ひとつひとつの音の美しさに気づくけど、
ぼ〜〜っと聴いてると、
なんか分からん塊みたいなもんが、襲ってくるような気がしてくる。

ワンセット目最後の曲はジョートランプの「ブラックジャック」。
トランプだけにね(笑)
この曲、なんかプログレっぽい気がする。
これも、むちゃくちゃカッコええ。

ワンセット目だけで、かなりヘロヘロ。
疲れてはいるけど、早くまた聴きたい気持ちもある。

二部は梅津さんのタメの効いた、めっちゃ艶っぽいサックスソロから。
おお!全員演奏始まった。
めっちゃドラマチック!
鬼怒さんのギター、泣いてるがな!
なんかジョンソンtsuのボーカル入ってきても
ピタッとはまりそうな曲やなあ。

次の早川さんの新曲は七拍子と四拍子の混じった
むっちゃ変拍子の曲。
けど効いてる分には、そんなこと気にならない。
圧倒的な音圧に身を任せてリャそれでええ。
十分気持ちええ。
ただ踊ろうとすると、やはり体がずれてくる。
ああ!リズム感が欲しい!

鬼怒さんの新曲は、早送り再生?と
思うほどのすげえスピード感。
全員がそのスピードに乗り、暴れまくる。
こりゃたまらん!血が激流のように体を走りまくる!

この緊張感のある、気持ちよさってなんなんやろう。
どんなに複雑なことしてても、全員が突然ピタッと止まっても、
全体のグルーヴが狂うことは決してない感じ。
頭より、心より、体が、常に「気持ちええ」ゆーてるわー!。

ラストの曲は「スケアリードラゴン」。
このサックス&ギターのユニゾンが、
まためっちゃカッコいい!
と思ったら、次はギターとベースの並走。
これもまたたまらん!

四人が同じリズムで動く、
究極まで音が小さくなり、
また大きくなってきて爆発する。
すべてがかっこいい。

いやあ、ほんま、最初から最後まで、
なにもかもがかっこ良かった。
そして、演奏離れると、
ジョーはやっぱりお茶目だった(笑)
梅津さんのMCも、おもろかった。
何度も爆笑させてもらった。

と言っても、まだ終わりやない。
もちろんアンコール。
アンコールは、スピード&スリリング!
けっこう短い曲やったのに、
二、三度、意識飛びかける。

終わってから、皆さんとゆっくりお話ししたかったのだけど、
ちょっと腑抜け状態になってしまってた。
聴いてるだけで、ワシ、こんなんなってるのに、
ほぼワシより年上で、演奏してたメンバーの人たちは、
まだまだ元気そう。
もうツアー4日目で、毎日違う都市でライブやってるのに。
この後、ほぼ休みなしで11月1日まで、連日ライブ。
ほんま、タフやなあ。
どうぞ、お身体気をつけて、
各都市で、みんなの度肝、抜きまくってください!

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