聖Colloid@アバンギルド。

クリスマスイブの本日、
ワシは大阪天満宮にお参り行ったり、
柚子湯に入ったり、
まったくクリスマスらしからぬ
ことばかりしておったが、
少しぐらいは、クリスマスっぽく、
まとめてみようではないか。
京都木屋町アバンギルドで、「聖Colloid」に行って来た。

天井高くて、料理美味くて、
Colloidのメンバーは真っ赤で、
Colloidの音楽は幽玄で奥深く、
まさにクリスマスライブですわ。

Colloidの曲は、雪原にしろ、草原にしろ、
大地から湧き上がってくるような歌だ。
その大地は、雄大で、遥かで、伸びやかで、
日本というより、大陸的な広さを感じる。
映画で言うと、デルス・ウザーラや
紅いコーリャンのような世界を思い浮かべる。
きっと、そういう大きな映画に使われても、
Colloidなら、求められた役割以上の効果ある音楽を聴かせてくれると思う。

二部は、衣装も白く変わり、
足田メロウさんのライブペインティングも。

あれ?ヒロちゃんが「お盆の歌」て、
中途半端な説明して始まった(笑)曲、聴くの初めてかな?
ほとんど、アズミちゃんのベースだけ、
ところどころ安友子さんのパーカッション入る、
ア・カペラっぽい曲、
不思議な響きで、たぶん好きになりそうや。

こないだ初めて聴いた犬ぞりの歌、「クインミック」。
わ!前よりスピード感、増してる気がする。
アッコちゃんのバイオリンが、
尖りまくってて、かっこええ。
スリリング!!

後半に入ってメロウさんも飛ばして来た。
音楽と絵のぴったり具合が、半端ない。
Colloidも負けてない。
表面温度は低いのに、
中に入ると燃えたぎってるような演奏。

ラストはやはり「夜の舟」。
もう初めの一音から、
クライマックスの高まり想像して、ワクワクしてくる。
ようこちゃんの奄美っぽい
裏表行き来する声の凄さを改めて感じる。
それと対マン張るように
ダブルリードボーカルで
声を響かせてるヒロちゃんもやっぱりすごい。
展開、何度も聴いてる曲なのに、ハラハラしたり。
最後のア・カペラ部分、
何回聴いても、ちびりそうにドキドキする。

当然アンコール。
スワヒリ語がすごい「森のうた」。
これも何回聴いてもドキドキする。
ブルガリアンボイスを思い出す。
安友子さんの突き抜けてくジャンベが
耳の横で鳴らされてるかのように響く。
そして、ハンドクラップ!
今生に名残のある人を、
無理矢理、天国に連れていくかのような
上に向かっての引力、強い引力を感じる。
これに抗うことはできない。
諦めて、彼岸に行こうか、
と思ってしまうくらいでした(笑)

十分興奮させてもろて、
大満足したライブ終了後、
ワシは、たまたま隣の席に座った
会社の後輩ご夫妻の残していった
チーズや、ライス詰めローストチキンの残骸を、
貧乏ではなく、あくまで貧乏症でしがんだのであった。
ありがとう!長谷川ご夫妻。
ちなみに後輩の彼は雄一くんで、
jaajaの長谷川さんと、
文字まで同じ、同姓同名だ!
ワシが威張ることやないな。

その後、コロイドの皆さんやメロウさん、
アバンギルドの直ちゃん、
観客で来てたワタンベさんなどに、年末の挨拶をして、
おけいはんに向かったのであった。

帰り道、先斗町歌舞練場の上に浮かぶ
十六夜の月が美しく、
そこでレポートを終えようとしたのだが。

アバンギルドはいつも遅くなるので、
走っておけいはんに向かうことも多く、 
今日もそんなもんかと思ってたんだが、
今日は始まり時間が休日で早かったのだ。 

珉珉が余裕でまだ開いてた。
学生時代、王将より、断然珉珉派やったワシは、
「この機会逃すまじ!」と数年ぶりに珉珉に入り、
餃子とハイボールを頼んだ。
ご満悦、、のはずだったが、、
あれ?珉珉て、こんなんやった?
ワシの舌が王将に慣れてもた?
「王将の方が美味い」とは言わん。
けど、僅差、もしかしたら審議に
持ち込まれるくらい、差を感じなかった。

うーむ残念!
と、やっぱり最後の最後は、
クリスマスらしくない感じで、
おけいはんで大阪目指すワシであった。
そして最寄駅に着いたら、
駐輪場からチャリで帰る、
倹約家のワシであった。

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