スジコ・スモグリ& リョカン・ダ・ファミリア@ムジカジャポニカ 。

金曜日は、ムジカでスジコ・スモグリと
リョカン・ダ・ファミリア。
つまり國木まちこ、出ずっぱりディやな。

まずの、スジスモ、
今回のパートナーは、チューバのTOHOさん、
トランペットの二村亮さん。
二村さんは初めて聴くけど、伸びやかな、ええ音出してはる。

「手まねき」ではチューバが主題を吹いて、
遅れてトランペット、さらに遅れてアコーディオン、
ずれながら絡んで行くおもろいアレンジ。
歌なら輪唱やな、演奏やとフーガ、言うんかな?
もともとドラマチックな曲に、このアレンジは、ようあってる。
これは、ある意味、発明やな!!

まちこが管楽器とやりたがる理由が、
さらによーわかる演奏やと思った。
なんや、まちこの音楽と、
管楽器がさらに密接に繋がって来た感じ。
収まるところに、収まるものが
ピタッとハマったような気持ち良さやな。

「夏休み」は、珍しくアップテンポの曲。
これを管二本でやると、
なんかバルカンの超高速ブラスバンド
みたいで、気持ちええ。
気ィ狂ってるみたいで、ええわ!

ムジカ新メニュー、じゃがいもと
アスパラのパイも美味い!

そして、リョカン・ダ・ファミリアは、
久しぶりのフルメンバー。
よー九人、ムジカのステージに乗ったなあ。

グッチさんの旅館解説から始まり、
暖簾からカンちゃん出てきて小芝居(笑)
いろいろ考えてはるなあー!

そして演奏は、フルメンバーならではの
ガチャガチャとした賑やかさ!
テルミンとノコギリがトリッキーな味出して、
おもちゃ箱ひっくり返したようで、こりゃ楽しいわ!!
前にも増して、音の広がりと奥行きが出てきてる気がする。
つまりバンドとしての完成度、
成熟度が、アップしてるってことなんやろなー。

あ!「酒場探訪」、めっちゃ好きな曲。
ウッドブロックが刻むリズムが心地よく、
アコーディオン〜クラリネット〜バイオリンと、
主旋律をリレーしていきながら、
渦が広がって行くような感じが
めっちゃ納得できて、気持ち良い。
クラリネット、バイオリン、ノコギリ、
アコーディオン、トランペット、テルミンが
ユニゾンになったときの心地よさと来たら!!

うわ!次も好きな曲「ばらとミツバチ」。
この曲の前にコケシを出すパフォーマンス。
いつもながら、よーわからんが、おもろい(笑)
リョカン・ダ・ファミリアのライブ観てると、
ときどき「あ、そーやった!このバンド、インストやった」
と思い出すことがある。
それを忘れるくらい、各楽器が歌ってるんやろなあ。
こんだけ歌う、インストバンドも他にはないんちゃうやろか?

お!研修と称して、二村さん飛び入って、
「かっ飛ばせ送迎バス」!二拍子の軽快な曲、
なんかスカにも聴こえるけど、
それ以上にバルカンブラスっぽくて
てことは、きっとポルカなんやろなあ。
みちしたさんと二村さんの
ダブルトランペット、すげー!
エネルギッシュでかっこええ!!
すごい熱量の演奏どした。

リョカン・ダが素晴らしいのは、
他に同じ構成はないくらい
雑多とも言える楽器構成なのに、
ちゃんとひとつにまとまって、
ぶっといグルーヴを作ってることやなー。
音も雑多にも聴こえるんやけど、
それでいて、いらん音は全然ない。

なんか、このバンドと行く船旅とか、
絶対楽しいんちゃうかなー。

アンコールは、スジコ・スモグリも一緒に。
新ムジカのステージに11名って、
最高記録ちゃうやろか。

おー!これはこれは!
さらにガチャガチャして、
多少ちんどん風味も足されて、
ワシの大好物やないですか!

リョカン・ダ・ファミリアは音源、未発売。
早く出してくれ〜〜〜!

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