満員の拾得が、大家族になった気がしたお彼岸の日のLDK(友部正人とふちがみとふなと)。
お彼岸の3月21日、最終目的地は拾得。
拾得は今年、なんと50周年らしく、
連日、スペシャルなライブが繰り広げられているが、
この日もむっちゃスペシャル。
友部正人さんと、ふちふなさんの三人のLDK。
なんか、友部さんのお宅と、ふちふなさんのお宅、
ネットで繋いで、やり取りしてて、
友部さんがリビング、船戸さんがDKのダイニング、
純子さんがキッチンにいながらだったので、この名前になったらしい。
それも、なんかええ話やなあ。
出だしで友部さん、ミス連発(笑)
一気に場が和む。
この日の拾得は満席だったけど、
このときの笑いで、みんなが大家族になったような気がした。
純子さんの影響か、友部さんも踊りながら歌う。
けっこうかわいい。
ほんま和やかー。
でも、どんどん会場を温めてる。さすがですわー。
もうみんな仲良くなったなあ、ってタイミングで
「六月の歌」たのしいー!
二部は、まずふちふなさん、そして友部さんと別々にやる。
それぞれ、ほんまワンアンドオンリーの音楽なんやなあ。
それが一緒にやるんやから、
この三人以外で、絶対聴けない音楽にならないはずがない。
そして、再び三人で。
純子さんが聞き出す。
友部さんのギター、外に持ち出すの、初めてらしい。
どうも、なんか聴いたことない感じがあるはず。
そして、その演奏が!
いやあ!ますますすごい!
なんか叙事詩みたい。
物語を感じる。
もう一曲一曲が短編映画。美しい。
気持ちが、和やかさから多幸感へ変化してゆく。
「老人の時間、若者の時間」いやあ、言葉無くすわあ。
今日棚卸しの「かずさん」は、純子さんのお母さんの歌らしい。
友部さんのボーカルで、名曲でございました。
おおお!船戸さんのソロボーカル!
ずっとベースで、全体支えてくれはって、ご苦労さまですー。
次の三人のアルバム、めっちゃ楽しみになってきた。
ラストは「ブルースは元気がないときには歌えない」という歌詞の「ブルース」。
観客も全員で大合唱。
うう!多幸感を通り越して、
涙が流れてきた。
これはなんの涙やろう。
ようわからんけど、敢えて言えば、歓喜の涙か。
アンコールは三人とも拾得50周年Tシャツで「大道芸人」。
最後は「ラブミーテンダー」。
「そうだ京都行こう」のCMのために友部さんが訳したバージョン。
もうキュンキュンっすわー!
たまらん嬉しい時間過ごしました。
この日は、客席に原マスミさんやタテタカコさん、
長谷川一志さんやリー・ルードくんもいて、
ミュージシャン率高し。
その人たちも含めて、すべてが大家族になったような嬉しい時間でした。
帰り、さわちゃんとバス&阪急乗り継いで帰る。
久しぶりにさわちゃんとゆっくり話せたのも嬉しかった。
前半の墓参りから、ずっと家族を感じる
ええ時間過ごせたお彼岸でした。
LDKの動画、見つからなかったんですが、
共演してる動画があったので、貼っておきます。
他のメンバーもすげえ!
曲も、大好きな曲!