大福@難波屋。

昨晩の難波屋は、ウッドベースの熊坂さんの大福。
大福は熊坂さんの作った音楽を
ライブの都度都度結成して、
その場で解散するメンバー不定バンド。
今回のメンバーはサックスのバッキーと
アコーディオンのかんちゃん。
今回は熊坂さんの奥さんのスパン子さんが
お怪我のため、スパン子さんと息子のほうすけ3は、お留守番。
お大事にしてください!
ワシもこのメンバーで観るのは初めてか。

今日は最初からテンションすごい!
一曲目から、のされそうな圧や。
二曲目で大好きな「瞼の上に解放区」!
お!バッキー、今日は饒舌!
かんちゃん負けてない!
熊ちゃん、ウッドベース壊れるでっ!
ボーカル、というか、高まると出てくる
熊ちゃんのうめきスキャットも、
めっちゃかっこよくて、音楽の一部。
そのスキャットとバッキーさんのサックスのユニゾン、
あーこりゃたまらん!!
歌詞がないのに、ワクワクする、
これぞ大福!

今日は外国人のお客さんが多い。
大福の音楽って、あんまり国籍関係ないもんな。
ヨーロッパあたりで大受けしそうな気がする。
西成に外国人旅行者が多いってのも
あるんやろうけど、
飲みに入ってきた人が、
音に惹かれてライブスペースに来るのは、
めっちゃ嬉しいなあ。
けど「投げ銭」てどー説明したらええんやろ(笑)
そろそろ英語表記とか難波屋に必要かも。

ちなみに今日はワンマン。
二部も大福の音楽をみっちり聴ける。
こりゃ嬉しい。
気がついたらほぼ満席。
初めて難波屋でやったときは、
空席もけっこうあったのに。
大福がどんどん広まってるようで嬉しくなる。
みんなもっと見つけて!
みんなもっと気づいて!
そんな気持ちに素直になるバンドなんです。大福って。

今日も「大福って、どんなの?」って
聞かれて困ったんだけど、
言葉にすると「強いて言うとジャズかなあ、
だけど熱くてドキドキワクワクするねん」と
はっきりせん説明したんやけど、
確かにジャンルで言うと、ジャズとしか言えないんやけど、
心のあり方とかは、かなりパンクだと思うんだよなー、
てことを考えてたら、
けど、ジャズも、元々は革新的で自由なもんで、
古いものを壊していく側面もあるのかな?と思い至った。
だとすると型にはまったジャズより、
大福の音楽は、より本来のジャズに近いのかもしれない。
そしてジャズってのは、
本来はこんな風にワクワクするもんなのかもしれん、
と還元して思った。
そして何より大福の魅力は、
熊ちゃん始め、みんなが笑顔で
楽しそうにライブやってることかもしれんなあ。
そういう笑顔で聴くええ音楽は、
聴いてる人をもハッピーにしてしまうもんなんやろな。

共演したバッキー、かんちゃんの大福評は
「熊ちゃんの弾き語り、俺たちは花添えてるだけ」
難波屋マスターの感想は
「運動してないのに運動した後みたいなすっきり感。心が運動してるからか」
どっちも「なるほど!」と感心した。

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