中空のテラスvol,3 吉田省念NEW”EP”リリース@ムジカジャポニカ 。

今晩は、二日続けてのムジカジャポニカ。
吉田省念くんのレコ発ライブっす。
昼間、お腹壊して、寝てたんですが、
なんとか体調持ち直したので、
出かけてきました。

まずは、吉田省念バンドで
省念くんのサポートもしてる
Kent Taniさんの演奏。
さすが省念くんの認める人、
濁りのない繊細なギターの音、
ちょっとハスキーで高めの声、
間違いなくオシャレな音楽やなあ。

ボーカルレスのインスト曲は、
かわいらしくて、上質。
カフェではなく、昔ながらだけど、
お洒落にしつらえた喫茶店で聴きたい気がした。
ソロとは別にターンテーブルフィルムズって
バンドもやってはるらしい。
ググるとそのバンド、岩城一彦こと岩ちゃんと
Peg&Awlってデュオやってる井上さんもメンバーやん。
いろいろ繋がりますわー。

ループステーション使って、
ひとりハーモニー、美しい!!
金曜の「シライリゾート」「パックワン」、
昨日の「数えきれない」、
ほんで今日のKent Taniさん、
京都、層が分厚いわー。
まだまだ知らんすごい人おるわー。

声もギターも優しく繊細やと思って聴いてたけど、
聴き進むと、それだけやのうて、
強く骨太なとこもあるなあ、と思えてきた。
こうやって言葉にしてみると、
めっちゃ京都の町のイメージと重なるなあ。

このまま、眠ってしまえば、極楽やろなあ、
と緩やかな気持ちに、浸りながらライブ終了。

そして吉田省念くん。
今日のメンバーは、吉田省念くんVocal,Guitar,Piano
千葉広樹さんBass,Contrabass
伊藤大地くん Drums
めめちゃん Steelpan,Percussion
と、超豪華!!

何?この抜けのええギターの音!
インストやけど、えらいカッコええ。
なんやろ、アメリカの南部か、
メキシコかどこかで、
ふらーっと入ったパブで、
地元のバンドがライブしてて、
それがめっちゃカッコ良かった!
みたいな感じかも。

三曲目で省念くん、ピアノ座って、
ようやくボーカル入りの曲。
めめちゃんのコーラスも気持ちええ。
省念くん、基本的には、理性的で端正な音楽なんやけど、
ときどき、そこから狂気の部分がはみ出して来る。
そこが気持ちを掻き立てて、のめり込んでしまう。
上品なんやけど、上品過ぎず、
下世話で、俗っぽい部分もあるんで、
なつきやすいんやと思う(笑)

おお!「小さな恋の物語」。
この歌、好きやなあ。
よう知ってる歌やから、
余計にこのバンドの特徴が見えて来るなあ。
千葉さんのウッドベース、
生で聴くの初めてやけど、深くて味わいのある音、
大地くんのドラムと相性抜群で、
奥行きとか広がりが半端ない。
その大地くんのドラムは言わずもがな、
力強くて優しくて、最高。
で、めめちゃんのスチールパンとコーラスが、
楽園気分のキーになってるのは間違いない。
これだけのメンバー集める省念くん、
ほんまカッコええ。
音楽センスの塊やと思う。
この動画、先ほどのKento Taniさんも
ベースで入ってます。

おお!省念くん「DEVO」好きなんや!!
そのDEVOに捧げた、その名も「DEVO」。
めっちゃカッコええやんけ!!

おお「晴れ男」、この歌も好きな曲。
これこそ、めめちゃんのスチールパンが似合う、
楽園で寝転びながら聴いてるような曲。
この曲の間奏部分でそれぞれのソロプレイ。
やっぱり、このバンド、
ひとりひとりの演奏能力も半端ない!!

ラス前のインスト曲もえがったなあー!
このバンドやからインスト曲も、
めっちゃ説得力あって、聴かせてくれる。

ラストは「レボリューション・ガール」。
これがテラテラ黒光りしてそうな
俗っぽさに溢れてて最高!

アンコールもたっぷり三曲。
全曲、ドキドキする。カッコええ!
特に三曲目のぶち切れ方が凄かった!
最高っす。
省念くんの場合、ぶち切れて、ぶっ飛んでても、
全部俯瞰から、全体見てるみたいな気もする(笑)
音楽センスとプロデュース能力と併せ持ってはるんやろうな。
奇妙礼太郎くんの新しいアルバムも
省念くんがプロデュースしてたもんなあ。

拍手鳴り止まず、ダブルアンコール。
曲名わからんけど、歌ってるのは、
「出汁(でじる)のロックンロール」、
アホらしいけど、やっぱり省念くんがやると
カッコええなあー!

ほんま、今日も、京都勢にやられまくったライブでございました!
まだ少し、体調に不安あったので、
本日は、残念やけど、
まだ盛り上がってるムジカを後に帰宅する
大人なワシでございました。

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