泉邦宏＠ショヴィシュバ。

本日夜の部は、靱公園の、すぐ北隣、
ショヴィシュヴァで、泉邦宏さんのソロ。
泉さんの演奏は、去年かな？津山篤さんとやったのとか、
渋さ知らズのライブで観ているが、
ソロとなると、いつぶりか分からんくらい久しぶりだ。
何年か前、中書島のミカで、泉さんが自分で育てた
美味い枝豆をご馳走になって以来かも。

泉さんと言えば、一度に幾種類もの楽器を同時に演奏する
全身音楽家として有名だが、
今日は全身ラメの服、カクテル光線浴びて、
ミラーボールの役までしてはった（笑）

最初はループステーションで音重ねて、
ギター弾きながらレゲエ。
ループステーションのリフ残して、
ピアノ行ったり、ギターに戻ったり、
ピカピカ光ながら。
まさに一人サウンドシステム！
いや、ダンスホールか（笑）
「◯ちがい万歳！」って歌詞なんだが、
泉さんの大ファンなのか、
就学前くらいの小さな男の子が、
嬉しそうに一緒に歌ってた。
将来が楽しみな逸材である。

今日はノリの良いお客さん、多いみたいで、
一曲目から、歓声飛んでて楽しい。

二曲目は、ちょっと悲しげなギターのループステーションのリフに、
リフ以上に悲しげなソプラノサックスを載っけて
なんとなくメランコリックな曲。
途中からギターに持ち替えて、
さらに壮大な哀愁を歌い上げる。
さっきの坊やと言うと、、、
熟睡モード入ってはりました。
うらやましい！
ギターやサックスのフレーズ、
ひとつひとつが、切なく、きれい。
この曲はスキャットのようなボーカルも入ってて、
展開が面白くて飽きないけど、めっちゃ長い曲やった。
これは一人プログレかもしれんなあ。
一瞬、終わるかと思ったら、テンポの早やい感じに変化した。
そんでサックスに持ち替えて、
フリーっぽくてめっちゃかっこいいフレーズ。
なんか壮大なファンタジー観た気分で、30分を超える大曲終了。
坊や、寝ながら拍手してたらしい（笑）
かくゆーワシも、ときどき落ちかけた。
めっちゃ気持ちよかった。

2部は、いろんなアヒルちゃんが
ループステーションで鳴き散らす中、
尺八の独奏で始まりました。
さすが泉さん！（笑）
次はカリンバとボイス。
なんか最初は喧騒やったのが、
喧騒の賑やかさは、そのまま、音楽としてまとまっていく。
次はティンウィッスルかな？しかもダブルで。
その上からサックス！
うわ！なんとなくトランス系な感じがして来た！
しかも、アルトとソプラノのダブルになった。
いやー！泉さんやわ！おもろい！

いつの間にか、アヒルちゃんとかの音なくなってて、
ギターの弾き語りになってる。
そして、また気がついたら、
ギターのフレーズ、ループステーションで残して、
ソプラノサックス。
これがまた！震えるくらいかっこよくて！！
こうやって、細かく解説してるけど、
実際はどうやって鳴ってるのかわからん音が、
いくつもあるんよねー。
不思議ミュージシャンやわー。
この曲も気がつけば、
切れ目なしに50分くらいやってたのかなあ。
けどやはり退屈せず。