ラブラブスパーク&藤井邦博@サロン・ド・毘沙門。

ライブ馬鹿なんで、昨日もライブ。
京都元田中のサロンド毘沙門に。

まずは、ラブラブスパークこと、一志さん。
一曲目は初めて聴く曲かも。
タイトルは「バイバイブルース」かな?
これがタイトルだとしたらちょっと寂しげだが、
曲は一志さんらしいハッピーで楽しい曲やった。

一志さんは基本、とても優しく、
気遣いのできる人なんやろなあ。
それが歌に、そのまま溢れている気がする。
本人は、ときどき気難しい日もあるけれど(笑)

今日は、わりと早く、「昼ビールヒルビリー」をやった。
いつもは、アンコールでやって、
そのまま飲むことが多いんだけど(笑)

今日は、知らない曲がいろいろ聴けて嬉しい。
「しょぼくれミュージック」?も、初めて聴く。
珍しく静かな曲やけど、やっぱ優しさが覗く。
こんなに自分の生きてる、
この世界を愛そうとしてる人もいるんやなあ。
斜めに見る方が、ちょっとかっこよく見えるし、
全然楽だと思うんだけど、
一志さんは、苦労の多い道でも、
真っ直ぐ世界を見て、愛する方向に
舵を切ったんやと感じた。
敢えて険しい道を選んだんかもしれん。

「ハッピーカムカム」は、
そんな一志さんが弾けてるような歌。
応援ソングとか、そんな薄っぺらいもんやなく、
全身で幸せを歌う一志さんは清々しくさえある。

亡くなった友だちのお別れの会の日の光景を
モチーフに作った曲をやってくれた。
なるほど、一志さんのハッピーの裏には、
やはり哀しみが詰まってるんやな。
悲しみに裏打ちされてるから、
ただの薄っぺらい応援ソングにはならず、
深いところに届くんかもしれない。

ラストは、やっぱり「サンキュー」。
ほっこり温かくまとめてくれた。
こちらこそ、サンキュー。

こちら、ラブラブスパークのCDが買えるサイトです。

お次は、一志さん超プッシュ、
初めて聴く小倉の藤井邦博さん。
「魚座」というバンドもされてるらしいが、
今日は1人で、弾き語りのようだ。
ちょっと舌足らずな感じで
トツトツと歌う出だしから、なんかええ感じ。

藤井さん、歌だけでなく素の喋りも
ちょい舌足らず気味で、かわいらしい。
前日の夜久くんをちょっと思い出す。

繊細で柔らかいギターの音が、
雨音のようで、気持ち良い。
ギター、そーとーうまいなあ!
でも、曲のタイトルは「おなかがいたい」でした(笑)
 
次の「志賀島」って曲も静かだけど、
ギターのリフがめちゃくちゃ気持ちええ。

「元素の恋」って曲、歌詞もヘンテコリンで面白い。
それがトツトツとしたメロディーに乗り、
美しいギターリフの上で静かに踊る。
ときどき、ギターの音がリュートのように聴こえてくる。

なんやろう。初めて聴く音楽って感じがする。
ゆっくり、徐々に、その世界に引き込まれる。
だんだん音楽が体に馴染んでくる。

静かで、地味ではあるが、
間違いなく、嘘のない美しい歌があった。

「恋はなぜか」って曲で、一志さんがコーラス付けてくれた。
ああ気持ち良い!

ラストの曲は「グリーンパーク」。
北九州、若松にある公園の歌らしい。
イントロから、もう美しい!
なんか静かな短編映画を観てるような気分になった。
絵のトーンは、ケン・ローチとかの
イギリス映画みたいな感じかな。

アンコールは、一志さんもカズーで参加。
ほっこり楽しいライブやった。
観客も、この音楽、気に入ったようで、
ダブルアンコール!!
藤井さんの本籍、松山を歌った「松山旅行」。
これも、ギターリフが特徴あって
ほっこりきれいな曲だった。
本籍地を旅行で尋ねたら、ラプホテルになってたって曲だけど(笑)

最後の曲は「植物標本」。
このギターリフは、寄せて返す波みたいで、
これも気持ち良かった。
一志さん、ええライブ誘ってくれてありがとうございます!!

この日のライブの音源を録ってた方がアップした動画を教えてくれました。
録音状態、余り良くないですが、良かったら、どうぞ。(20200327記)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA