先杯晩ご飯。

家帰って、ひと休みしてから、
とりあえず洗濯やら何やら用事してたら、
けっこう遅くなってもたが、
なんとか先杯さんの営業時間に間に合った。

関東のお土産を持って行ったのに、
いきなりほかのお客さんが持ってらっしゃったという
お土産の明太子で迎えられた。
こりゃご飯が進みそうで怖い。
昨日飲みすぎたので、今日はノンアルディにしたのだ。

頼んだメニューの一品目は「オクラとタコ風味のさつま揚げの炊いたん」。
またこれが柔らこうて、優しい味で旅疲れの胃袋をなぜてくれる。
先杯さんのさつま揚げは、定番メニューだが、
いつも何かしら風味が変えてあるので、飽きることないのだ。
まあ、ワシはさつま揚げ好きやから、毎日でも飽きませんが。
汁までちゃんと出汁が効いてて美味しいので、飲み干した。
昨日の醤油だけのうどんを思い出し、
「やっぱりワシは関西人なんやなあ」と思い入る。

二品目は、柿と白菜のサラダ干し海老風味、これでハーフサイズ。
柿と海老！これもワシの好物が揃っとるわ。
干し海老がアクセントになって、歯触り、舌触りもよろしおす。
貝の方のカキが好物なのに、あたるので喰えない分、
果物の方のカキを喰いまくってやるのだ。

そしてメインは、リルを添えた「シチリア風さんまフライ」。
下にお茄子が忍ばせてある。
これが、ちゃんとさんまの風味を引き立ててフライにしてあって、
秋の味覚の王様やなあ！と感激しまくり。
あんまり美味いので、ペース忘れてバクバク喰って、
ご飯が余りそうになってしまった。

と、隣の方が頼んだ「ふわふわオムレツキノコあんかけ」も美味そうで、
思わず「美味しそうですね」と言ってしまった。
スッと小皿にお裾分けしてくれはった。
そんなん期待してたわけやないのに。。
でも、美味そうな見た目に勝てず、遠慮なくいただく。
う〜〜〜ん！やっぱり絶品！！
あんにも、キノコの出汁が効いてるのか、
全体にキノコの味が染みてて、玉子と絡んで、たまらん！
ご飯がちょうどなくなった。

サービスで頂いたデザートもお客さんのお土産らしい。
マスカットと初めて見た筆柿。
どっちも上品に甘くて、大人のデザートとして完璧やった。

最初に書いたお土産だが、実はワシ、
江ノ電のカンカンが欲しくて、江ノ電煎餅を買ってきて、
中身だけ渡して、外は持って帰るという反則技に出たのだが、
そこに「もうちょっと熟した方が美味しいから」と、
先ほどの筆柿丸々一個と、里の曙さん提供の奄美のタンカン、マドレーヌと
江ノ電のキャラ「えのん」の柄の江ノ電煎餅を入れてくれた。
なんか持ってきたときより値打ち上がってるんちゃうやろか？