良元優作vsミーワムーラ＠釜晴れ。

久しぶりに西成、釜晴れにお邪魔した。
これも、けっこう久しぶりの良元優作さんライブだ。
まずは「ペンノレ」。
なぜだろう、また、優作さんの世界が一段階、広がった、
深まった感じがした。
どこが違うかわからんけど。
なんとなく「あれ？ちょっと違う気がする。」と感じた。

昨日レインボーヒルでふちふなさんも歌った「愛さずにいられない」。
優作さんバージョンもすごくいい！
またふちふなさんと優作さん、一緒にこの歌やって欲しいな。

「春の虹」で感じた。やっぱりなにかが変わってる。
それも好ましいなにかが。
アルバム作ったことで、なにか変わったのかもしれない。
一層、早くアルバム聴きたくなった。

「たあちゃん」聴いてて思った。
変わったのは、歌に対する愛かもしれん。
今までも、もちろんあったろうが、
それがさらに深まった気がした。
たあちゃん、最近エンディング部分、歌詞増えてたんやけど、
それがさりげないけど、ジーンと来る歌詞、
歌が進化して行くことが、優作さんにはよくある。

「月と金星」なんか今日聴きたいと思ってた曲。嬉しい。
なんとなく、この曲初めて聴いたときの
ビックリした感じを思い出した。
見たことない動画、見つけた。
釜晴れの近くの難波屋でのライブ。

今日も32度やったらしい。
「風につらつら」が似合う天気やな。
この歌、入院中、窓から見た光景と
いつの間にか、重なるようになった。
暑いだろうけど、病室は適温で、
でも外の汗だくなるような暑さが、
羨ましいような気もした日々を思い出す。

「かえり道」。
これは間違いなく名曲やなあ、と改めて思う。
何回も聴いてるのに、また心鷲掴まれた。

え？「ジョニーBグッド」。
初めて聴くぞ？
優作さんバージョンは、どこか憂いを含んでる気がした。

次の曲、ギターのイントロ、変わってるけど、
すぐにわかった「昨日見た夕日」や。
この歌は、歌詞もちょっとずつ変わってきてるし、
今回はイントロも、間奏まで変わってて、
ゆっくり、確実に進化してる。
こういう風に、歌を見つめなおして、
進化させるのも、優作さんが、いかに真剣に歌と向き合ってるか、
ということかもしれんな。

そして対バンはミーワムーラ。
去年、大阪来たときは、入院中で行けず、
涙が出るような心遣いしてくださって、
それ以来、やっと聴けるライブなんで、
本当に楽しみにしてた。

ミーワムーラ・ライブレポート（欠席編）

ムラさん、同い年で、
奄美大島で偶然会ったりして、
すごく気にかけてくれて、本当に嬉しい。

いきなり好きな曲！「ヨタカ」！！
ミワさんの雑味のない声、
ムラさんの渋いギター、
何もかもが嬉しくて、涙が出る。
また聴けて、本当に良かった！

「ご近所さん」。初めて聴くかな？
でも、すごくミーワムーラらしい曲やな。
「さん」をつける言葉遣いも、
日常の些細なことを歌にしてしまう感じも、
メロディーの伸びやかなとこも、
ムラさんのペラペラ感がかっこええギターも、
全部がミーワムーラや。嬉しゅうなる！

「彼岸花」では、ムラさん、リリカルで美しいギターを。
一本のギターで、曲によって最良の音色を
弾き分けるムラさん、すごいと思う。
ミワさんの声の透明感！！
透明を装うと言うか、意識して
透明っぽく歌う人はよくいるが、
ミワさんには、作為はまったく感じない。
思ったまま歌うのを、人が聴いて「透明やな」、
と感じてしまう、ホンモノの透明感やと思う。

ノリの良いロックンロールっぽい曲挟んで、
このツアー中にタイトルが決まったと言う
新曲「月とビヨロン」。
ちょっとボサノバ感じるムラさんのギターに、
ミワさんらしい語りかけるような
美しいけど、力のあるボーカル。
気持ちええ曲や。

「風が吹く」。
「朝焼けに染まる雲を追いかけた」って歌詞で、
なんか入院中のこと思い出して泣けて来た。
ミーワムーラさんの歌詞は、
弱い人間の弱いところを、さらけ出しながら、
だけど前を向こうとしてる感じがする。
そこに、ものすごく共感してしまうのだ。

川島くんが大好きな「海辺の足跡」。
もちろん、ワシも好き。ものすごく風景が広がる歌。
海に溶けていくようなミワさんの声が気持ち良い。