渋さ知らズ@京大西部講堂。
もう凄過ぎて、レポートする気を失う。
圧倒的な音の洪水、目が離せなくなる舞踏。
とにかくユニゾンがものすごい。
耳だけでなく、頭だけでなく、体ごと持っていかれる。
この圧倒的な説得力に比べると、
言葉って、なんて貧弱なコミュニケーション方法なんだろう、
と、無力感も感じたが、それで落ち込む暇もなかった。
個々の曲の解説とか感想なんて、ほとんど無意味だと思う。
怒涛のように襲ってくる音を受け止めるだけで精一杯だった。
どんどん、どんどん、体中に幸福感が満ち溢れてくる。
目をつぶって聴いてみた。
一瞬幸せの中で、何度か寝落ちする。
こんな幸せな寝落ちが今まであっただろうか。
西部講堂と渋さ知らズ。
「相性いいだろうな」と思ってたが、
想像を遥かに超えていた。
「ここにしかない空気、ここでしかできない世界」。
エンディング近く、突然真後ろからサックスの音が聴こえた。
振り向くと、舞台から降りて来た泉さんだった。
なんだか泉さんが、すぐそこで吹いてることが嬉しくて、
喉元まで何か熱いもんがこみ上げて来て、
口から噴き出しそうになった。
いくら言葉を重ねても、そのとき感じた心には、
動いた気持ちには、到底及ばない。
ブレブレかもしれないが、きっと写真の方が、
多くを伝えらていると思う。
渋さ知らズ、京大西部講堂ライブは、明日もある。
当日券の割り当てもあるらしい。
予定のない人は、是非行って欲しい。
是非、体験して、体感してほしい。
明日のライブの詳細は、ここ。
動画も載せておきます。