タテタカコ @紫明会館 。

本日は、京都鞍馬口近くの紫明会館に。
前々から行きたいと思ってた建物だったが、
タテタカコさんのライブがあったので、
渡りに船、と出かけたのであった。

紫明会館は洋風のかわいらしい建物で、
階段も趣あって素晴らしかった。

タテさんのライブ始まった頃、
まだ暮れ切ってはなくて、
丸く縁取った右の窓からは、北山の稜線が見え、
左の窓からは、こんもり盛り上がった
船岡山(たぶん)が覗いていて、
なんかまるで絵本の世界に紛れ込んだような気分の、
ライブ始まりであった。

タテさん、今週日曜、橋の下で観たばかり。
考えたらタテさんに始まって、
タテさんで終わった一週間であった。

何度聴いても、タテさんは、その度に
違う風景を見せてくれる。
天に突き刺そうという勢いだった日曜とは違い、
今日は星空からゆっくり降りてくるようだ。
微笑みながらゆっくり。
そうか、タテさんのMCで思い出した。
今日は満月だった。
窓から月は見えないが、
満月の日にタテタカコさん、
なんだかええやないか。
タテさんも、それを思ってたからなのか?
声が月明かりのように、
人を優しく包む気がした。

今日は、星燈社というテキスタイルと、
日用雑貨の会社の、10周年新作発表の一環として、
タテさんのライブがあったらしい。
ライブ終わりに商品見せてもらった。
ひとつひとつ丁寧に作ってあって、
デザインもいいんだけど、
少しフェミニンな感じかな?
中ではわりと女性色のない鳥の柄の一筆帳と、
これはほんまに欲しいと思ってた茶筒を頂いた。

外に出ると、紫明会館の面してる紫明通りは、
中央分離帯が公園になっている。
秋の虫の音を聴きながら、満月を楽しむ。
烏丸通りに出ると、街路樹から、
紫明通りとはまた違う
いい声で鳴く虫。
姿は見えなかったが思わず動画を撮る。

天気も良く、夕方からは暑すぎず、
寒くもなく、
タテさんのおかげで、いろいろほっこりできた一日であった。

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