リー・テソン、酒井ヒロキ、原田茶飯事@ムジカジャポニカ 。

ほんの10数時間前に帰ったばっかりやのに。
二日続けてのムジカジャポニカ。
起きてる時間で考えたら、
ムジカにおる方が長いかも。

今日のトップはリー・テソンくん。
アホで酒飲みやけど(やから?)
ええ笑顔で、ええ曲、歌うやつです。
囁きかけるような声が空間を感じさせて、
体育館みたいな広いとこで、
観客ひとりで聴いてるような気分になります。
テソンくんのギターは涼しげで透き通った音、
今日は、そんなに暑くなかったけど、
夏の日に、ほんま心地よい音楽です。

お、ユーフォニウムのゲストの女性
(ちゃんと聞こえなかったんやけど、中西さん?)を呼んで
「蘇州夜曲」を。
ああ、もう、優しくて、美しくて、
女の子やったら、口説かれてる気分になるんちゃうかな?
けど、あいつ、アホでっせ。

歌詞が飛ぶアクシンデント乗り越えて、
ゆるゆるとええ感じは続きます。

お!今度は酒井ヒロキさん出て来て、
ギター弾いてくれはりました。

テソンくん、ほんまにええ気分のライブでした。

二番手は酒井ヒロキさん。
ソロでの弾き語りは初めて観るけど、
「高木まひことシェキナベイビーズ」の
ギタリストでもあるので、
そっちでは何度か観ている。

ギターはもちろんカッコええけど、
ボーカルもちょっとハスキーで
カッコええ声してはります。

MCもおもろいんすが、客席から飛ぶ
テソンくんのツッコミもアホらしくて
ほのぼの楽しいライブでございます。

さすが、シェキナのギタリスト、
弾き語りでフォーキーな曲やってても、
そこかしこに溢れるロケンローなグルーヴ感。

最後はコール&レスポンスで
観客も声を張り上げて、
ええ気持ちで終わりましたー。

トリは原田茶飯事さん。
名前のユニークさで、ずっと気になってたが、
実はライブ観るのは初めて。

いきなり「イパネマの娘」を
極上の口(くち)トロンボーンで。
茶飯事さん、ブラジル音楽にも造詣深いらしいし、
ジョアン・ジルベルトの追悼なんやろなあ。
のっけから、やってくれるなあ。

始まった曲は「終末のドライブ」
軽やかなギターに心地よい声、
…に聴こえるが、どうしてどうして。
そこかしこにパンクが潜んでいる。
タイトルにも、それ表れてるよなあ。
ワシはこういう裏切りが大好きだ。

次の曲「火の鳥」は、歌詞がおもろかった。
うーん、いろいろワシのツボ、
押さえて来やがるなあ。

次はテソンくんを呼んで二人で。
ラブラブっぷり、見せて頂きました(笑)

けど、芸達者な人やなあ。
基本オシャレでセンスある音楽なんやけど、
どこからでも笑いに持って行かはる。
さすが大阪出身、てことやろか。

今度は酒井ヒロキさんを呼んで。
このコンビも、ええ曲やって、大笑いとって、
さらに、ほのぼのええライブにしてくれました。

最後は「どうかしてるぜ」。
実は、この曲が生で聴きたい、
と思って今日来た部分も大きい。
曲も歌詞も、茶飯事さんの、
優しい部分、激しい部分が、
ほどよく混じり合ったええ曲ですわー。

アンコールは「始発」って曲。
この後、打ち上げがえらいことになって、
始発に乗る、という予言か。

アンコール二曲目は、茶飯事さんが
昔大阪でやってた「クリームチーズ・オブ・サン」の曲を。
元メンバーで今日はカウンター入ってた
前川さっちゃんと、観客で来てた梅田さんも呼ばれ、
舞台袖で控えめにコーラスを。

最後はさっちゃんもステージで歌い、
テソンくん、酒井さんもステージ上がって、
ほんまにほのぼの楽しい、ええ歌ライブは
大団円を迎えたのでありました。

打ち上げが怖いワシは、今日は早めに引き上げて、
スーパーで玉子買って帰ったのでした。

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