ハシケンvs Saigenji@ムジカジャポニカ 。

昨日の春一とアガッタフライデーライブで
はしゃぎ過ぎたのか、ちょっとバテ気味、
加えて、25度を超える大阪の天気予報ですっかりグッタリして、
昼間は冬眠中の熊のようにじっと溜まった録画とか見てたが、
夕方涼しくなってきたら、沖縄のヤモリのように動き始め、
ムジカにやって来た。

他にも行きたいライブあったのだが、
ものすごく久しぶりの方が出演されてて、
その方の演奏が聴きたくなって、
そのことで腰が浮いたので、こちらにしたのだった。

まずは、ハシケンさん。
先月はトリオだったけど、今日はソロで。
ハシケンさん、トリオも、ほかの方とのコラボも、
もちろんすごくええんやけど、
ソロで、溜めたいときは溜める自分のペースで好きに歌う感じも、
ズシンと来て、ええんよなー。
何曲か聴いてて、そうか、やっぱりソロやと
奄美が見えてくるんやなあ、思た。
「月光の道」ソロじゃないと成立しないくらい、
たっぷり溜めて、響かせて。裏と表の混じる奄美の歌い方で。
名瀬のマヤスコの前の夜の港を思い出して、奄美が恋しくなる。
一度しか行ったことないのに(笑)

この後は、ダンスホールタイム。
アコギ一本で、クラブ状態(笑)
この幅の広さもハシケンさん。
ダンスホールタイム二曲目の「てっぺん」では、歌い続けて
無酸素状態になりそうなときもあるらしい(笑)
そのために、循環呼吸をマスターしたみたいな話してはった(笑)

本当に多彩な人や。今度はウクレレに
持ち替えて、「感謝」と言う曲をしみじみと歌い上げる。
それも才を見せびらかしてる感じではなく、
それぞれ「こう歌いたい」が、まずあるんやろうな、
と思えるとこが素晴らしい。
ラストはピアノに戻って「風の轍」。

そしてSaigenjiさん。
10年くらい前にサンセットライブで観て、
そのギターとスキャットの凄さに度肝抜かれて、
CD買って、一時聴き狂ったミュージシャン。
一曲目から、そのときの興奮が蘇って来た。
一曲目は、気持ちよく軽快なブラジル音楽、
二曲目は、ソウルっぽい「クロストゥーユー」。
聴きようによっちゃ、めっちゃオシャレなんだけど、
ワシはどちらかと言うと、心踊る軽快な音楽として聴いてるなあ。

わ、ワシもちょっと思ってたんやけど、
沖縄音楽とブラジル音楽の共通性みたいなんだ感じてはるみたいで、
ブラジル音楽と「てぃんさぐの花」を混ぜた曲、やってくれはった。
全然違和感ない。面白いなあ。

Saigenjiさん、MCも面白い。
ギターも、ボーカルも、曲も、MCも、全部クオリティ高くて、
隙がない、おトイレ行くのももったいない(笑)
ラストは「ミュージックジャンキー」。
ジャズ、ラテン、ソウル…いろんな音楽、
いろんなミュージシャンへのオマージュソング、
と言ってええんかな?
ボイスパーカッション、フルート、口トランペット、
もちろんギターに、裏声含めてボーカル、
スキャットまで混じったひとりバンドサウンド。
全部が高次元なんが、驚くなあ。

アンコール1曲目はSaigenjiさんギター&ボーカルで、
ハシケンさんピアノで、めっちゃ沁みる曲。
アンコール二曲目は、ハシケンさんがギター&ボーカルで、
Saigenjiさんがケーナ、「美しい島(くに)」。

めっちゃ楽しいライブで、酒飲んで話したかったんですが、
やはり昨日のバテが完全には治ってなかったようで、
ワシにしては、割とシュッとムジカを出たのでありました。

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