【2019春一番初日(5月3日) 】(超長編です。)

会場の緑地公園野外音楽堂に、ちょいと遅れて着くと、
まだ行列は入り切れてなかった。
入り口前で、良元優作さんが子どもさんとキャッチボールしてた。

春一会場に入る行列の最後尾。
手前は、子どもさんと遊ぶ大阪の宝(良元優作さん)。

気持ちのいいええ天気の休日や。
前日までの寒さは、だいぶ和らいでる。
何もかもが、今日の春一を歓迎してるようや。

入ったら、阪井誠一郎さん、
もう始まってました。

中に入るとROBOWの阪井さん、始まってた。
二曲くらいは聴けた。良かった〜〜!!

宇和島から朝一でいらっしゃった清家さんご夫婦と合流。
奥さんとは数年ぶりだけど、
なんかそんな感じがないのは、Facebookのおかげか。

で、いきなり夕凪。
まずはせい子さんのソロから。
遠藤ミチロウさんの「あいうえお」。
せい子さん、歌い終わって、空を見上げる。
「遠藤ミチロウに大きな拍手を」!
空に登る途中のミチロウさんが振り向く。
まだ午前中なのに、
まだ酒飲んでないのに、
もう泣いてしまってるやんか。
せい子め。

せい子さんが歌ってる間に、
せい子さんを支えるように
他のメンバーが一人ずつ、位置に着く。
もうそれだけで泣けてくる。
そして、春一が始まったことを実感して行く。
泣きそうなのに、ニヘラニヘラもしてる自分に気がつく。
せい子さんの歌は、外が似合う。
「春一番」の歌が空に溶けてゆく。

今年も、ここに来れたのだなあ。
夕凪の音はパワフルでぶっといが、
せい子さんの声が、それをすべてドラマに変えていく。
すごいバンドやと、つくづく思った。

なんと!なんと!!
ゲストで松永希さん出てきた。
希さん迎えるせい子さんの顔の嬉しそうなこと!
一緒に「野の人の野のうた」!!
せい子さん、泣かさんといてんか!

フクリンが撮ってくれました。

ちょっと小休止して、
客席の懐かしい顔を探して歩く。
いろんな人が来てる。
ここでしか会えない人もいる。
ある意味、春一は、知り合いの生存&元気確認でもあるのだ。

平田達彦さん。
しゃがれ声が渋い!

セカンドステージでは、平田達彦さん。
歌が、懐かしさを盛り上げてくれる。

ぐぶつ。あ!スダッチがドラム叩いてる!!

ぐぶつ、始まった。
あれ?ドラム叩いてるのん、スダッチやんか!
おっさんたちに混じって、頑張ってはるなー!

春一、おなじみの面々、初めてで興奮してる若者、
会う人会う人幸せそうなのが、嬉しい。
天気も暑すぎず、寒すぎず、
雨も降らず絶好の野外日和。

シュー・ウエムラではなく、
ショー・ウエムラ。

なんか、すんません。。

サブステージでは、ショーウエムラさんが始まった。
初めて聴くけど、投げやりな歌い方が
なかなかええ感じですわ。
聞けば、アフターアワーズの上野さんの
息子のバンドのベーシストらしい。
若い乱雑さがはち切れてておもろかったです。

メインステージでは、ROBOW。
初めて思ったけど、ROBOWの音楽って、
めっちゃ休日っぽい!!
ほのぼのした気分になって嬉しいなあ。
久しぶりに聴く「レモンの花」。
やっぱり間違いなく名曲やわあ。

最後は、もちろん、この歌。

豊田勇造さんは、春一お馴染み。
今年もええ喉聴かせてくれた。
やっぱりミチロウさんのこと、言わはって、
嬉しいのと、泣きそうになるのと。
ROBOWの面々との共演!
これが春一やな!

ステージ前に女性が集まり、
押尾コータローさんかと思ったら、
良元優作さんやった!!

奇しくもワシの着てた
大竹伸朗宇和島Tシャツ着てる!
お揃いやんかいさ!
今年は一人で「マミー」から「キムおじさん」!!
この広い会場を黙らせる。
さすが良元優作!
「春の虹」では手拍子が。
本当に、この人は、もっと沢山の人に、
知られなきゃいけない人やなあ、と思う。
MCで「せい子さんが一人で
歌ってたとき、アベノボルさんの
風車だけ回ってた。喜んではるんやなあ」て、言ってはった。
ええこと言わはる!!
「ペンノレ」今日も素晴らしかった!!
「ペプシドライブ」は、観客もコーラス!
ああ、幸せ!!
「帰り道」は、一番上の娘さんが生まれる前に作った歌、
その娘さん、ちょっと照れ臭そうにしてはりました(笑)
なんとなく聴き遂げた感のあるライブやった。
終わって喫煙ブースあたり行ったら、
そんな人がいっぱい集まってて、
みんな満ち足りた顔してはった。
ワシはやっとゆっくりせい子さんと
話せて、ミチロウさんのことも話せて、
なんか嬉しい、ゆーよりホッとした。

https://www.youtube.com/watch?v=e24bMZsAmMI
動画は、中止になった2020年の春一会場前で出演予定日に演奏する良元優作さん。
そういう考え方も、いいなあ。
押尾コータローさんと清水興さんは、
流石のテクニック。

そして、押尾コータローさん。
さすがステージ前にすごい人が殺到してはる。
押尾さんは、清水興さんと。
清水さんのベース、
ギターみたいなフォルムで
めっちゃかっこええ!!
演奏も、そりゃ、押尾コータローに
清水興ですから、文句なしにすごいっす!

天王寺」から始まったAZUMIさんが、
どえらいライブやった。

すごい緊張感とテンションで始まり、
「今日のAZUMIさん、すごそう!」
と思ったら、立ち上がって、
二曲目でミチロウさんの「ジャストライクアボーイ」!!
泣きだすワシ。

こんなノイジーなジャストライクアボーイ!!
AZUMIさんの愛と怒りが叫びになっている。
そして、あの叫び声とともに、ミチロウさんが降りてきて、
AZUMIさんに乗り移る!!
AZUMIさんお得意のイタコ芸、
ミチロウさんは、たぶん初めてやろ。
AZUMIさん情報によると、ミチロウさん、
向こうでバンド組んだらしいです。
ドラムがキース・ムーンで
ベースが藤井裕さん、
ミチロウさんとのダブルボーカルでアベノボルさんで
ギターがジミヘンらしいです(笑)
毎年春一出てて、今年も来たかったに違いないミチロウさん、
AZUMIさんじゃないとできないこのワザ!
AZUMIさんの愛を思ったら、涙が滲んだ。

前半は、しっとり来たけど、
いきなり激しいドラムが入って来て、
「なにも考えない」始まる。
なんちゅー格好良さや!!
あの激しくて、カッコいいドラム、
アフターアワーズの上野さんの息子らしい。
AZUMIさん、やりきった感じで、
終わったら、サッと下がって行かはった。
下がり方まで、ずーっとカッコ良かった!

さあ、そしてナオユキさんが
セカンドステージに出てきた。

音楽好きの集まる会場が、音楽じゃない
ナオユキさんのネタに大笑いしながら、拍手してる。
ワシは緑地公園の野外の、このセカンドステージ、
客席のただ中にあるこのステージで
ナオユキさんが指揮者のように
みんなを操って笑わせてる光景が大好きなんやなあ。
今年も、ええ天気の、みんな
程よく酒の回ったこの時間にナオユキさんが観られた。
そのことが、ほんまに嬉しい。

ワシがナオユキさん観てたすぐ近くに、
フィッシングベスト着た、酔ったおっさんがいた。
アンチェイン梶さんだ。
最近まで入院されてたらしいが、
今日は、ええ感じで酔っ払ってはった。
元気そうで良かった。
若干一名、ややこしいオバハンがいたが、
ナオユキさん、それを物ともせず、
大爆笑のまま、かんちゃんの
アコーディオンで大歓声の中、退場。
※言わずもがな、のことかもしれませんが、
そのおばはんがこの文章を読んで
反省するわずかな可能性にかけて書いておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=aUVl1G70f4k
渋谷毅オーケストラは
流石のテクニック。
かっこいい!!
個人的には外山さんのドラムが、
たまりませんでした。

そして、トリ前は渋谷毅オーケストラ。
渋谷さん、むっちゃ久しぶりやなあ。
たまには、こういうジャズもよろしおす。
外山さんのドラム、やっぱすげー!!

本日のトリは、渋谷さんのピアノで
NIMAさんの踊り。
今日のすべてを飲み込んで、
美しいです。

3回に2回は泥酔するワシですが、
今年は、なんとかまとものまま、
帰路につくことが出来ました。
泥酔落ち、期待してたあなた、
ざまあみやがれってんだ!

帰り口でやっと阪井さんと話せました。
一瞬ですが(笑)

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