モヤモヤしてた中学生の頃。(今も)。

寝るか。
中学の頃の一番恥ずかしい自分を思い出した今日やから、
ふさわしい最後の曲は、この曲か。
ラモーンズかクラッシュかジョイ・デヴィジョンか迷ったが、
一番、故郷を思わせるこの曲に。

人一倍寂しがり屋なのに、ひとりが好きで、
近くにいい人がいっぱいいるのに、
友だちなんて、いないし、いらない、
って、思ってた、あの頃のアホウなワシに。
その頃と、あんまり変わってない、アホウな、今のワシに、
もう一度、この曲を聴かせんとな。

うつろな目、
次になにをするか自分でもわからないような挙動、
たぶん、シンナーかなにかにやられたすきっ歯。

シンナーをやる勇気もなかったが、
聴いたのは、大学に入ってからだと思うが、
シェインを見たときの、驚きは、今も続いている。

シェインは、モヤモヤしてた、あの頃のワシを体現してた。

そして、シェインは、いつしかモヤモヤしながら、
先祖からの土地、アイルランドに帰るべき場所を求めたんだと思う。
だから、この曲を歌った。

ワシは、シェインほど、アイデンティティのさまようこともない、
凡々とした人生を送ってるが、それなりに、いろいろ迷ったり、
後悔したり、挫折した、ふりをしたりしている。

何かがシェインとシンクロして、故郷を感じる同窓会のあった日に、
また、この曲を思い出したのだろう。
(まあ、好きな曲だから、毎日のように思い出してはいるが)。

あのシェインのすきっ歯を見るたびに、
何が分からなかったのか、分からなくてモヤモヤしてた
中学の頃の、あの日々を思い出す。
突出した何か、と、欠けている何か。
いびつだが、惹き付けられる何か、でもある。

そして、もうモヤモヤはもう、できなくなったが、
何が分からなかったのか、分からない日々は、今も続いている。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


前の記事

同窓会の予熱。
音楽

次の記事

Felt買おうか、買うまいか。