今夜は満月。

今晩の大阪は、晴れてて、満月がよう観えました。
スマホでは、こんなんになってしまうけど、
ちょっと大きくて、赤い月が、大阪の夜空でも照明に埋もれることなく、
輝いてました。
多分、たくさんの人が、この満月を見上げながら、
この危機の終焉を祈ってるのだろうな。
それは日本だけじゃなく、世界中で。
ん？他の国にも月に願い事を託すような習慣はあるんだろうか。
まあ「星に願いを」って曲もあったもんな。
この月を観たら、願い事せずにいられないのは、
人間の本能かもしれんな。

いろんな満月を思い出しました。
五条大橋で東山を染めるように昇って来た、おぼろ満月。
伯備線の山の中、列車と並行して追いかけて来てくれたスッキリとした満月。
自宅の風呂に寝そべりながら見上げたガラス越しの満月。

一番ワシに強く残ってるのは、
波照間のニシ浜で観た海の上に浮かぶ満月です。
西表を右手に見ながら、西に沈みかけの満月。
波が穏やかで、まっすぐ月の道ができていたあの光景が忘れられません。

また、あの月を観られるときが、一日も早く戻ってきますように。

今晩、その月に極上の音楽を添えてくれたのは、
良元優作さんでした。
数年前、満月のたびにやってくれてた満月ラジオの復活。
リクエスト大会。
昔はなかなかリクエスト聞いてくれなかったですが、
最近は、ちゃんとリクエストやってくれます。
今日は、ワシのリクエスト「銀行の鐘」もやってくれました。

ワシ、年寄りなんで、配信とか、あまり興味なかったんですが、
こんだけ家にいてて、誰とも離さない日が続くと、
投稿欄のある配信が嬉しくなる日が続いてます。
「あ！あいつも聴いてる。お！東京に行ったあの子、何年も会ってないな、元気かな？」
離れてても、みんな一緒に聴いてる気分は、生のライブと少し違った嬉しさです。
まあ、ちょっとだけ、自分以外の人が、みんな同じ場所、優作さんの真前にいて、
自分だけが阻害されてるような気分になることも、少しあるのですが（笑）
それは、アホウなワシの勘違いって頭ではわかってるんですけどね。

満月を観ながら、良元優作さんの満月ラジオ聴いてる時間は、満ち足りてて、
なんか、気がつかないうちに溜まってきたオリみたいなものを
洗い流してくれる気がしました。

ありがとう、満月。ありがとう、優作さん。ありがとう、一緒に聴いてた皆さん。