CD「布施からの手紙」グラサンズ。

昨日、ケーゴくんから買ったグラサンズのデビューCD(結成10年目にして!)
「布施からの電話」(トム・ウェイツの「Telephone call from Istanbul」からのタイトル?)が、
ものすごく、想像以上に、ええ!

グラサンズらしく、アルコール臭プンプンで、
ダメ臭も漂ってるが、
なんだか自分たちの音を楽しみながら
作ってる感じが伝わって来る。
それとは裏腹なんだけど、自分たちの音を
高めて行きたいという真剣な思いもヒリヒリと伝わって来る。
そのバランスが絶妙のところでブレンドされてるので、
ライブとはまた違うグラサンズの世界が出来ているのだろう。

ビールの栓を抜く音から始まるど頭から、ラステック全開!
昔、コザにあったアイリッシュパブ「モリガンズ」を思い出した。
田渕さんの歌詞を歌詞カードを見ながら聴いてると、
本当に良く練られているのが、分かる。
ソロの「くよくよするなよ」聴いてても思うけど、
この人の言葉のセンスは、すごいと思う。
「中年の恋」の「行き先地獄でも 道のりは天国」の
「道のり」って、ものすごく適切な言葉やなあ。

「モダンタイムス」はライブでは聴いたことない気がするけど、
なんか不思議な後乗りの曲で、
「つれれこ社中」時代の鈴木常吉さんをなんとなく思い出した。

そして、ずっと好きだった「鉄格子の月」。
タイトルだけでも、絵が浮かんでくる。
この曲が聴きたいときに聴けるだけでも、
このCDの値打ちがあるってもんだ。

説得力ないかもしれんけど、
ワシお勧めの逸品です!
早くレコ発ライブに行きたい!
そんで、グラサンズの面々と飲んだくれたい!
飲み相手として楽しいのも、
グラサンズの特徴のひとつです。

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