らも咄の会2024@天満天神繁昌亭。
今年は中島らもさんが、あの世に生まれて20年、
つまり、この世を去られて20年らしい。
てなことで、連日のらもさん関係イベントがありました。
8月1日のライブは迂闊にも観逃してしまったんすが、
翌日の「らも咄の会」行ってきました。
と言っても、家からチャリで10分かからん繁昌亭。
けど、繁昌亭の近くに駐輪場なくて、
結局、南森町の駅前にチャリを停める。
ここから繁昌亭の距離、
繁昌亭から家までの距離となんぼも変わらん。
歩いてきたら良かったすわ。
場内、満席のお客さん。
さすがらもさんやなあ。
いや、出演者も豪華やしなあ。
あれ?天井の提灯、変わってる?
長い間、来れてなかったのかな?
確かに生の落語聴くの、めっちゃ久しぶりな気がする。
二階席は、むちゃくちゃ狭くて、
巨体には苦しいんだが、
やっぱり観たいもんなあ。
桂しん吉さん、露の新幸さん、本職の落語家のあとに、
松尾貴史さん。
みんなおもろい!
らもさんの咄も、ほんまにようできてる!
実は、らもさん作の落語、生で聴くのは初めて。
ちゃんと、伝統的な落語の流れを踏襲した上で、
らもさんしか思いつかないような、
突拍子もないネタをぶっ込みつつ、
最後は、上手くまとめる。
すげえなあ、伝統と革新が同居してる。
クラシックとパンクが、ひとつになったかのような、
ほんま「らも流」としか言えん落語でした。
そして演者も、らもさんへの愛が溢れまくってて、
なんか嬉しくなってしまいました。
落語、あまり詳しくないワシの感想なので、
いろいろ見落としてるかもですが、
ワシ的には、松尾さんも本職に引けを取らないくらい、
おもろかったです。
そして休憩挟んで、ナオユキさん。
ナオユキさんは、らもさん咄ではなく、
自分のネタでやらはりましたが、
元々、ナオユキさんのネタって、
らもさんと親和性高いんやなあ、
と、観てて思いました。
むっちゃ受けてた!
隣に座った二人組は、ナオユキさん初体験みたいでしたが、
「むっちゃらもさんの世界やな」とか
「この人の芸、ほんまにすごいな」とか、
声が聞こえてきて、
ワシ、ナオユキさんのネタだけやなく、
そっちの話にもニマニマしておりましたわ。
そして、トリは桂米紫さん。
初めて拝見しましたが、
すごかった!
動きも大きくて、なんかむちゃくちゃ惹き込まれました。
そして、大爆笑。
もちろん、ワシだけやなく、
場内、大爆笑でした。
ちなみにワシの真後ろの席は、
あふりらんぽのオニちゃん。
そう言えば、らもさんが最後に行ったライブ、
あふりらんぽやったはず。
オニちゃんは、前日のライブも出てたはず。
いろいろらもさんに縁のある方のお顔見れたのも嬉しいイベントでした。
終わって、駅前にチャリ取りに行って、
それだけやと、なんや口惜しいから、
駅前のスーパーで、
ワシ的にはなんぼあっても困らない、
刻み葱をひとパック買って帰る、
むちゃくちゃ小市民のワシでございました。