追悼、クリス・スクワイア。
高校生のとき、文化祭で無謀にもイエスをコピーしようとしたワシは、
カセットを何回も巻き戻しては、
この人の音を追いかけた。
ワケワカランぐらい多彩で目まぐるしく、きらびやかなベースラインだった。
いや、ベースラインはおさえながら、ほぼもう一つのメロディラインのようでもあった。
各パート、それぞれコピーして持ち寄ると、パートによって拍子の解釈がそれぞれ違う。
なのにやってみると演奏は合う。
もちろん未熟な高校生ゆえ、ということもあろうが、
イエスというバンドは、それぐらい変拍子を多用するユニークなバンドだった
ということだと思います。
そして今聴くと、だからと言って難しいことばかりやろうとしてるのではなく、
彼らなりのポップについても、正直だったのだと思います。
ワシの音楽体験初期に大きな影響を与えてくれたイエスの、
名ベーシスト、クリス・スクワイアさんのご冥福を心からお祈りします。
コピーしたのは「Sweet Dreams」と「同士」やったかな？
