デビッド・ボウイ、ラスト・アルバム「★(ブラックスター)」。

ようやく到着。
新しい。確かに新しい音だ。
ジャズへの接近。しかし、オールドジャズではなく、
今の時代の最新のジャズへの。

しかし、その新しさへのアプローチの仕方が、
いかにも70年代っぽい、
というかボウイっぽくて、
嬉しくなる。
冒険的でありながら、その冒険の仕方になんか
「らしさ」を感じるのである。
「らしさ」は、言いかえれば、既視感でもある。
今まで聴いたことない音楽だが、
そこへ至る道筋は「知ってるよ、君ならこうするよね」と
語りかけたくなる感じなのだ。

常に変わりながら、ファンを裏切るように見えて、
最終的には支持され、都度都度新しいファンを
獲得するボウイの秘密が見えたような気がした。

あああ、この音楽を生で聴きたかった。
この続きの音楽を聴きたかった。

改めて、合掌。

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