訃報と夕焼け。
何が原因なのか、思い当たる節がないんだが、
猛烈な腹くだしで寝込んでいた。
ようやく快復して、すぐトイレに駆け込むこともなさそうになったので、
散歩に出てみる。
と、そこで飛び込んだ仕事仲間の訃報。
ワシより少し年下の女性だ。
なんだかむなしくなって、
家に帰ろうとも思ったが、
却って、外を見ておくべきだ、
という気持ちにもなった。
夕焼けは美しく、
暖冬がゆえ、
大阪城では、梅林の白梅、紅梅が
ほんのひと枝ふた枝、咲いている。
かすかに梅の香りもある。
生きているとは、こういうことなのかなあ。
いろいろ、ありがとう。
彼女のご冥福をお祈りします。