上村松園展@京都市京セラ美術館(再び怒涛の四連発②)。
2つ目の目的は、京都市京セラ美術館でやってた上村松園展。
これは、前にも行ったが、後期に入って、入れ替えでまた観たい絵があったのだ。
一回目のレポートはこちら。

その絵は、看板にもなってる「序の舞」。
前期に観られると思って行ったのに「後期なんや!!」とがっかりしたので、
ほぼ、この絵のためだけに後期も行ったのである。
けど、他にも入れ替えあったし、前期に観た絵も、2回観ても、やっぱり良かったなあ。
「焔」が前期だけの展示で、なくなってたのは、ちょっと残念やったけど。
で「序の舞」である。
たぶん、上村松園を知ったきっかけになった絵。
初めての実物。座ってゆっくり眺めた。
凛とした表情が好きだったのだが、
実物で観ると、その表情は、何かと決別しようとしてるのではないか、
というような哀しみもはらんだ表情に観えてきた。
全部観終わって、出口ゲートを出る手前で、
「もう一度観ておこう」と、序の舞の前に戻り、また座って観る。
今度は着物の裾の模様が、背景に溶け出していくように思えた。
そうすると、この女性が、海からかどこからか、
すっくと立ち上がってるように思えてきた。
たぶん、もう一度観たら、また違う観え方するんやろうな。
この一枚だけでも、同じ展覧会、前期後期、両方来た甲斐があった。
外に出ると、朝はあんなに晴れてたのに、
けっこうな雨。
前回、京セラ美術館に来たときに買った
フランソワ・ポンポンの折りたたみ傘を、初めて使った。
なんか上手いこと、故郷でデビューさせた気分。
疎水に浮かぶ鴨たちを観ながら、東山通りに向かう。



