花田裕之 流れ@レインコート。

5月27日金曜は、十三のレインコートで、元ルースターズの花田裕之さん。

ふらーっと入ってきて、ポロンポロン弾き始めた。
かっこええ。
ちょっと哀愁感じるギターに、気だるさをまとった
どこかニューウェーブなボーカル、
聴きたかったんは、これや!がいきなり出てきた。

MCなしで淡々と進むけど、
その分、音が雄弁。
肩から力の抜けた感じのギターやけど、
このギターは確かに、昔ワシが聴き漁ってたルースターズのギターやわ。
そして、声も、後期のルースターズの、あの声。
もうそれだけでも嬉しいが、
ちゃんと今の時代をも感じさせる音楽やったことは、
さらに嬉しかった。

「ガールフレンド」とか曲によっては、
大江慎也さんの声を上げて期待しちゃったりもするんやけど、
大江さんとは、また違う花田さんの味も面白い。

お、この曲はメロディまで変わっちゃってるけど、
「時の過ぎゆくままに」やな。
歌い上げる感じの元歌とは違い、やはり力の抜けた感じ。
かっこええー。

「阪神頑張ってください。俺の言いたいことは、それだけです。」
今のところMCは、ザッツオール(笑)

上手いギターの演奏って、ほんま気持ちええなあ、と
「ファム・ファタル」のカバーのイントロで思う。
選曲も嬉しいけどね。

ブルースっぽい曲のダルっとしたギターもカッコええ。
このダルッとした感じ、若い奴が真似しても、
間伸びするだけなんやろなあ。
年輪感じるなあ。

こんなダルい「ロジー」聴くとは(笑)
これも、カッコええわー。
動画は、バンドのシャキシャキバージョン。

あれ?いつの間にボトルネック?
当然、ダルさ、さらにマシマシ。

意外にも「帰れない二人」をやってくれた。
福岡の先輩だからか?

二言目のMCは「今何時?」でした(笑)
お!続いて、三言目。
「じゃジョージ・ハリスンで」ってことで
「ヒア・カム・ザ・サン」。

ラストも陽水さんで「白い一日」。
なんか繋がりがあるんかな?

ほんまにMCほとんどないまま「どうも」で一旦終了し、アンコールへ。
アンコール三曲目は「ドントレットミーダウン」。
これもまた気だるい脱力系でした。
ラストはジョニーBグッド混じりのロックンロールで。
休憩なしの2時間半近いライブ、めっちゃいっぱい聴けました。
花田さん、体力すごいなあ。
お疲れさまでした。

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