ムジカジャポニカ16周年祭。

昨日は海の日恒例、ムジカジャポニカの周年祭。
ワシゃ、ここ数年、毎年行っております。
今年も当然お邪魔いたそう！

まずはせいちゃんのご挨拶。
ほんま、いろいろあって、大変な毎日やからこそ、
この日を迎えられたのが、嬉しいやろなあ。
お疲れさま！ほんでありがとう！！

最初の出演者は、これも恒例、ナオユキさん。
なんか祭りの始まりを告げる木遣歌みたいやなあ。
リズムもええ感じやし。
考えたら、ナオユキさん観るのも久しぶり。
この揺れるようなリズムが、ほんまに気持ち良い。
そしてもちろんおもろくてたまらん。
新ネタも満載っす。
フリートークもゲラゲラ！
ええ幕開けですわー。

なんか和気藹々な感じで吉田省念くん、出てきましたー。
やややや！「ツバメのチッタ」からや。
嬉しいのお！祭りやのお！
ギターの音も、声もクリアで澄んだまま、
なのに、めちゃくちゃファンキー。
カッコ良すぎやん！！

ムジカの新スピーカー、ウーハーの威力もあるんやろうけど、
ギターかき鳴らしてるだけで、なんでこんなゾワゾワするんやろ！！
カッコええー！

おおおお久しぶりー！省念くんの「スターマン」！
ちょっとだけやったけど（笑）

曲名、ちゃんと覚えてないんだけど、「エウレカ」だったかな？
後半はノイズミュージックかと思うほど、ラジカルに。

最後にローザの「橋の下」持ってきたー！
こないだのホットモットガンボが、蘇る。
一人でここまで盛り上げるかあ！

途中やけど、アンコール！
ルーパーで音作って「茶の味」。
もう完璧にかっこええやん！

続いては、たゆきりんべ。
「たゆたう」と「かりきりん」の「たゆきりん」に、
ドラムのワタンベが入った合体バンド。
ゆーたら、コロイドのパーカッション安友子さんの代わりにわたんべ、って、
メンバー的にはそういうことなんやけど、
この日は、もうコロイドとは、また違う「たゆきりんべ」ならではの
オリジナルな音楽が出てきて、すごかった！

最初の、台湾プヌンべ族の曲で、早くも脳みそが揺すられる。

お！たゆきりんべのオリジナル曲。
初めて聴くけど「ピー」「ガー」「ルルル〜」ゆーてる。
「ファックス」やな。

聴いたことない新曲ばかりが続く。
しかも、それが全部ええ！
ワタンベのドラムが突き抜けてて、めっちゃかっこいい。
脳みそがグワグワゆーて、腰が知らん間に動いてる。
この日は、省念くんといい、たゆきりんべといい、
なんか物凄い仕上がりのライブやなあ。
すげえなあ。

薄花葉っぱの「鳥の歌」久しぶりに生で聴く！
すげえ迫力！素晴らしい！！

おひねり飛びまくり（笑）
いったいいくつのリズムと歌詞が同時進行してるんやろ。

大歓声のまま、アンコールの「夜の舟」へ。
いやいや、ワタンベ！なに？これ？かっこ良すぎやん！！
いやいや！たゆきりん、気絶するかと思うくらい、素晴らしいっす！
終わってからも、ムジカ全体が興奮してる。
誰彼となく、今のライブの凄さを語り合ってしまう。

せいちゃん、今度は法被来て登場。
広島のゴトウイズミさんが作ってくれはったらしい。
ほんまにせいちゃん、みんなから愛されてるわ。
もちろん、ワシもやで（笑）

まだ興奮冷めぬ中、二回目のナオユキさん。
間に飲んでたのか、いや、ええライブ観たからやろう。
すげえテンション上がってる。
ますますおもろいっ。

途中から、エイトビートみたいなリズムやったり、
珍しく大声出したり。
省念くんとたゆきりんべから、なんかの風を受け取ってるに違いない。
観客も爆笑だけやない、歓声、拍手。
ナオユキさんのリズムで踊る人までいる。
ほんますごい日になってきた。
ナオユキさんの酒のピッチも早い。
どんどん酒がステージに運ばれる。

やっぱり、きょうはお祭りや。
そのお祭りらしい雰囲気に、
ドンピシャのステージを作り上げるナオユキさんは、やっぱりすごい。
表情ひとつがおもろい。
客のあしらいから笑いに持っていく。
もう今日は、フリースタイルやなあ。

最後に、またすごいもんを観てしもた。
溜めて溜めて溜め込んで。太極拳みたいに溜め込んで。
こんなに引っ張ったら、笑いのハードル高くなるんちゃうか、
と心配になるくらい溜め込みこんで、
でもズバッ！と、
思いもつかん方向からひっくり返して、
爆笑に持って行く。
何年も100回以上ナオユキさん観てるけど、
こんなん観るんは、初めてや。

この日は、初めてのもん尽くしやった。
すごい一日や。