「C-ragアニキを崇めたて祭」競演:尻餅編Red-I&U chan(ウーちゃん)@釜晴れ。

遅くなりましたが、先日16日の日曜、
釜晴れであった「C-ragアニキを崇めたて祭」のファイナル、
尻餅編の感想をまとめました。

まずは、初めて観るRed-Iさん。
なんかそこらへんにおる普通のおっちゃんみたいな風貌やけど、
意外にも、出てくる音楽は、ハッピー&前向きな歌詞のレゲエ、
なんかこういう風貌から、こんな音楽出てくると、
余計にハッピーになれる気がするなあ。

しっとりした歌も響いてくる。
自分の生きてる土地に、しっかり根を張った歌やと思う。
だから、ハッピーな歌もしっとりした歌も説得力があるんやろな。

歌詞、じっくり聴くと、語尾の韻の踏み方が何気に、上手い。
そやから畳み掛けられるとグッと来るんかもしれん。

メロディアスな曲になると、
なんとなくグループサウンズみたいなニュアンスもあって、
ワシら世代には、ちょっと懐かしい感じもある。
たぶん、同年代くらいやと思うんやけど、
まだまだ世の中には、知らんおもろいミュージシャンがおるもんやなあ。

この日は、ライブ後、餅つき大会が予定されてるからか、
釜晴れ前は、オープンカフェ状態。
梅田あたりのオープンカフェより、
パリ感強い気がするのは、
ワシの勘違いなのだろうか。

二人目は、ワシにとっては連続お初、U chan(ウーちゃん)の紙芝居。
木枯し紋次郎と座頭市の対決?無言でシュールな物語が進んで行く。
おもろい!
芝居と芝居の間の喋りも、独特でおもろい。

二話目は言葉入りで違法薬物追放の話。
「トイレ我慢したときの開放感はすごいから薬物に頼るな」って話でした(笑)
すげえ豪快な展開やけど、なんか説得力ある気もする。
気のせいかもしれんけどね(笑)

物語の途中で挟む、素の話も、めっちゃ独特でおもろい。
一個一個の話が全部角度ちゃうのに、
どれもどっから発想したんか見当つかんくらいぶっ飛んでて、
すごいわ、この人。
紙芝居を抜くときの、タメとかも最高!
それだけでも笑えてまう。

わははははは!「胸毛の妖精」て(笑)

電飾まで登場して、会場どよめく!!

最後は新作。
これもエロアホらしおもろかったわー。
昔のエロ本のようなエロ劇画タッチ。
ほんま、世の中には、ワシの知らんおもろい人、ぎょうさんおるんやねー。
動画、見つからず。
めっちゃ残念!!
もう一回、しがみたかった!!

さあ、そして、トリはもちろん、この人、
おもろい人ランキングではダントツのC-rag Unityこと、
C-rag兄貴の登場です。

釜晴れマンスリーで四回続いた兄貴シリーズ、
ファイナルは、枯れた優しいギターから始まる。

どこにも無駄な力のある入ってない、
兄貴そのままの自然な歌やなあ。
この力の入ってなさ、口で言うのは簡単やけど、
なかなかできるもんではない気がする。
普段から、そういう風に生きてないと、
こんな音楽にはならん気がする。
だから、ワシ含め、兄貴の音楽好きな人は、
ほとんどの人が、兄貴自身を好きになってまうんやと思う。
ミュージシャンとして、理想的な姿やないか、思ったりする。
そういう意味では、音楽のジャンルは違うかもしれんけど、
タウンズ・ヴァン・ザントのスタンスに似てる気がした。

どっちも、ワシのたまらなく好きなミュージシャン、
という点でも、もちろん共通している。

兄貴の歌、ゆるくて隙だらけに思えるんやけど、
兄貴の気持ちそのものに、丁寧に、隙なく寄り添ってる気がする。
今感じてることを、全て漏らさず、今やってる音楽に反映させてる感じか。
言動がここまで一致してるミュージシャンの音楽が、
良くないわけがない。
ほんまに正直な音楽なんやと思う。

つぶやくように兄貴の心が歌で溢れだす。
ちょっと変わってるけど、優しくて温かな心が。
それはやっぱり、聴いてて気持ちいいものだ。
釜晴れは、兄貴に合ってるなあ。
兄貴が醸す、ゆるく和気藹々な空気が、
観客も含めて、釜晴れ全体に広がって、溢れ出してる気がする。

ラストは「アドバルーン」。
最後はギターから手を離し、みんなで大合唱。

そして、もちろんアンコール。
楽しくみんなで大騒ぎなアンコール。
最後は餅子ちゃんへの感謝で、〆る。
兄貴、ほんま変わってるけど、
人として、一番大事なところは、
しっかりしてるんよなあ。
だから尊敬できるし、安心して好きになれる。

この日は終わってから、餅子ちゃんにちなんで、
餅つき大会があったのだが、
ワシは、九州から友だちが来てて、
「還暦祝いをやっちゃる」言われてたので、
餅つき大会、途中で抜け出して、
その友だちが「一度行ってみたい」ゆーてた
スパワールドに向かったのだった。
歩いて10分くらい。
還暦祝い、風呂から一度上がって、もう一回入るまでの間に、
スパワールドのフードコーナーでやってもらったんやけど、
戻って、釜晴れでやってもろたら、
もっとずっと美味くて、費用は1/3くらいで済んだ気がする。
おごってもろといてなんやが、
もったいないことしてしまった気がするなあ。

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