ROBOW、gnkosai band@難波屋。

またレポート遅くなりましたが、
先週土曜の難波屋は、ROBOWとgnkosai bandの対バン。
難波屋らしくない、オシャレな組み合わせ(笑)でしたが、
これが難波屋に、どはまり!
難波屋ならではの盛り上がりで最高でした。
難波屋、奥深いなあ。
ワシ、まだまだ難波屋のこと分かってないなあ。

まずは、ROBOW。
実は、なぜか機会がなくて、春一とかのフェス以外で、観るのは初めて。
ちょっと用事で出遅れてしまい、何曲か聴き逃してしまった。
ROBOWの曲は、ジャズっぽかったり、ブルーズっぽかったり、
モダンでオシャレなんだけど、なぜか懐かしい原風景が広がるようなところがあって、
ワシの頭の中には、なんだか晴れた大山の風景が広がっていた。
植田正治写真美術館の辺りから見た大山。
青空をバックに緑が目にしみるようで、
鳥が鳴いて、そこを路線バスが走ってくる。
何もないけど、幸せな風景。
思い出すだけで、少し心穏やかになるような風景が浮んで来る。

途中でgnkosai bandのギターの足立さんがゲストで登場。
このギターがもうホント、かっこいい!
「カッコ良さ」というワードで絞ると、
この足立壮一郎さんと塚本功さんが、ワシの二大ギタリストかもしれん。
一番好きな「レモンの花」は聴けなかったんだけど、
ワシが来る前にやってしまったのかなあ。
まあ、こういう未練は次に来るときのモチベーションに取っておこう。

この曲の歌詞の「頑張れだとか 大丈夫だとか 気安い言葉よ くそくらえ」ってとこ、
たまらなくうなずいてしまう。そしてたまらなく好き。

休憩挟んでgnkosai band。どう読むかは自由らしいですが(笑)、
ワシは「ゲンキコサイバンド」と呼んでいます。
ドラムのゲンキさんは、加川良さんの息子で、
友部正人さんの息子の小野一穂さんと「きわわ」ってバンドも組んでるんですが、
そんな周辺の情報、いらないくらい、
このバンド自体が、おもしろくて、レベル高いです。

基本は、ファンクやレゲエだったりブルーズだったりするんだけど、
個々の演奏の能力がすげえ高くて、(なんせギターが先述の足立さんですし)、
洗練された演奏の上に、ゲンキさんのポエトリーリーディングが乗っかるって
ゆー他で見たことのないスタイル。
それをすごい高いレベルで完成させているので、観てるワシらは、
ただうっとりしちゃうんですよね。
一緒に観てた山ちゃんと「大阪ではこういうバンド、できひんよな。」
「やっぱり横浜やな」「シュッ!としてるわ~」とひたすら感心。
前回観たのは、那覇のドラミンゴで、その時は夜23時くらいからのライブで、
観客がワシともうひとりくらいだったと思うので、
この難波屋の大盛況は、嬉しかった。
そんで、ちゃんとこのバンドの良さをわかって、
大歓声を上げる難波屋の観客にも少し感動しながら、
ええ気持でアフターライブの酒を飲んだのでした。ちなみにこんな感じです。

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