JJケールの隙は、良かった。BBBムービー「エリック・クラプトン : ライヴ・イン・サンディエゴ〜伝説の一夜」。
なにかどうも、もうひとつ思い入れできなくて、
行こうかどうか、迷っては行かなかった、クラプトンの映画、
今回はJJケールが出演してるってことなので観に行った。
全体的には、テクニシャンがそつなく演奏したって感じがしたんやけど、
JJケールが出てきたら、急に隙が出た気がして、嬉しくなる。
けどなあ、せっかくJJケールが歌ってても、
ほぼずっとクラプトンも歌ってるし、
ハモるならまだしも、ほとんどユニゾンやし、
ギターは若手凄腕二人もいてて、
合計四人で、JJケールの音がどれかわからんし、
なんかすげえ、もったいない気がした。
クラプトン、もちろん、すげえ上手いんやけど、
やっぱり、ワシの気持ちが、それほど入っていけない。
なんでやろう。
ひとつは、クラプトンに熱意を感じないからなのかなあ。
それが、ソツのなさに繋がってる気もするが。
自然体のJJケール除けば、
ステージ上で、一番熱量ないのが、クラプトンって気がした。
それにしても、クラプトンのステージ映画、よくあるよな〜。
毎年一本か二本は公開されてる気がするし、
他のミュージシャンのドキュメンタリーにも出まくってるイメージ。
他の映画は観てないけど、
JJケール出演ってことを除けば、
ことさらこのステージを映画にする必要があるのかな?
と思ってしまうステージではあった。
これが「伝説」?う〜〜む。
クリームの方が、もっとすごいステージ、ある気がするなあ。
まあ、これから、その手の映画、
ワシは行かんでもええかな?
ということは、確認できた。
ふと疑問に思ったこと。
最後の方に「GOD OF GUITAR」やったかな?
プラカードみたいなんだしてる観客いてはったけど、
一神教の国で誰かを「神」って呼ぶのって、
どーゆーことなんやろ。
神の別の姿ってことなんかな?
多神教なら、分かるんやけど。