「僕たちは遠藤賢司さんが大好きだ!」七色ラブレターズ企画VOL.27スーマー × 佐古勇気 × 七色ラブレターズ@レインコート。

昨日、昼間京都で散々歩き回ったあと、阪急電車を十三で下車。
レインコートに行ってライブ鑑賞。
我ながらタフやなあ。
って、その分、今日は、二度寝して、そのまま夕方まで爆睡してしもたけど。
まあ、それは置いといて昨日のライブの感想です。

まずは主催の七色ラブレターズさん。
ライブ観るの、めっちゃ久しぶり。

一曲目はオリジナルみたいやけど、
その名も「僕は遠藤賢司さんが大好きだ」。
メロディに、歌詞に、叫ぶような声に、弾きまくるギターに、
エンケン愛がほとばしりまくってますわ。

演奏に続いては、「エンケンさん年表」で、
エンケンさんのファンとしての歴史を披露(笑)
熱いわー!なんか可愛らしいわー!(笑)

ジーパンも、ハーモニカも、エンケンさん譲りらしい。
気合い入りまくってるなー。

ウクレレで、やはりエンケンさんのことを歌う新曲。
こっちは、静かに、エンケンさんの思い出に向き合ってる。
七色ラブレターズさんの声、ちょっと切ない感じで、気持ち良し。

ブライアンウィルソンの歌に続いては、
出演者の佐古勇気さんに捧げる詩「サコッシュ佐古さん パート2」の朗読(笑)
佐古さん、どんな表情したらええのか困ってる風情。

カネコアヤノさんに捧げる歌は、
詩が「かねこあやの」のあいうえお作文になってる。
やるなあ。
一番二番三番、全部歌詞変えてた。
まずますやるなあ。

この日は、10月21日、「10-2-1=7」ってことで
「準七色ラブレターズの日」らしい。
どんな計算やねん(笑)

前回聴いたのが、随分前なんで、
記憶あやふやなんやけど、
前よりずっと良かった気がする七色ラブレターズさんでした。

いろんな工夫も、けっこうおもろかったです。

二番手のエンケン好きは佐古勇気さん。
佐古さんもめっちゃ久しぶりやなあ。

すごい熱量持ったボーカルとギタープやのに、
佐古さん自身はすごく冷静に思える、不思議な、
だけど自然なバランスは健在、
どころか進化してるな、深化かもしれん。

佐古さんもエンケンさんの思いをとつとつと語る。
みんなそれぞれにエンケンさん愛して、
自分の音楽のきっかけにしたり、
一部にしたりしてるんやなあ。

佐古さんの詩も独特。
特別な言葉使ってるわけではないのに
「その言葉と、この言葉が繋がるんやー」と驚いたりする。
新鮮なんだけど、なるほど、という納得感と、
根っこに、ほんまにそう思ってる
佐古さんの剥き出しの気持ちが感じられて、
名前のついてない気持ちに名前をつけてもらったような気持ちにもなる。

佐古さん、ギターが、何気ないけど、
一音一音がきれいで、気持ちいい。

騒動以降に作ったと思われる歌詞の歌、
もちろん、聴くのは初めてなんやけど、
なんかスタンダード感あるるわー。

「正しさだけが正しさじゃない」
「間違いだけが間違いじゃない」ほんまにそーやなあ。

「素晴らしきこの世界」は、インストで。
ああ、やっぱり好きなギターや。

ラストは佐古さんを初めて聴いたとき焼き付いた
「今夜すべてのバーで」。
ああ、今日もやっぱりジーンとしてしもた。

そして三人目、トリはスーマーさん。
あれ?スーマーさんも、けっこう久しぶり?
と言っても半年くらいやけど。

ああ、いつも感じることやけど、スーマーさん聴くと、
なんか聴くとホッとする。安定のスーマー品質。

え?スーマーさん、レインコート、初めてなんや。
ちょっと意外。

スーマーさんもMCでエンケンさんに触れる。
さすがベテラン。MCで、落とす時は、きっちり笑いに持っていくなあ。

スーマーさん、ギターだけでも淀みなく
流れていく川のようで気持ちええのに、
そこにちょっと甘めの優しい声が載っかるもんだから、
ほんま気持ちええ。

遠藤違い、けど遠藤兄弟でエンケンさんとも共演してたってことで、
遠藤ミチロウさんの「ジャストライクアボーイ」を。
これ、歌詞はミチロウさんのままやけど、メロディがちょっと違う。
確か町田謙介さんバージョンだったっけ?
ミチロウさんのは、荒野に一人佇む男が頭に浮かぶが、
こっちのバージョンは、春の、菜の花や桜の咲いてる中を
蒸気機関車が走ってるような少しのどかな風景が浮かぶ。

ルーリードの「ワイルドサイドを歩け」のスーマーさん歌詞バージョン。
こっちは猫が主役。
これもギターが優しいのう。
美しいワイルドサイドでございました。

ラストは「ミンストレル」。
横浜の汚れた川を夜に見たときに作った曲らしい。
初めて知ったー。
それ思いながら聴くと、余計に好きになった。
こりゃー!気持ちええわー!

スーマーさん、安定感抜群なんやけど、
やはり変化、というより進化、というより深化してる。
溜めたり、伸ばしたり、スーマーさんの心のままに曲が伸び縮みする。
自在!さらに、この曲が好きになる、

最後は三人でセッション。
やはりここはエンケンさんの曲。
その前に、七色ラブレターズ企画恒例らしい、表彰状タイム(笑)

曲は「おでこにキッス」。
この曲は知らんかったけど、ええ曲やなあ。

そして、この三人、ちょっと遠慮しながら、
でもエンケンさんで繋がってる同士の
あったかい繋がりみたいなんが感じられて、
なんだか微笑ましかった。

終わってから、久しぶりの皆さんなんで、
ゆっくりお喋りもしたかったのだが、
久しぶりの二万歩越えの一日だったので、
疲れと眠気が襲ってきて、
早々にお暇してしまった。
皆さん、こんどはゆっくりと!
七色ラブレターズさん、またおもろい企画、待ってます。
自分のやりたいタイミングで、よろしくお願いします!

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