沖縄福岡ツアー②(10月30日)
二日目、午前中、那覇のホテルでダラ〜〜としてると、平井さんからメッセージ。
「12時から国際通りで木曳式」。
昨日聞いて「観たい!」思ってたやつ!
首里城に使う大黒柱みたいなやつを、
山原で切ったのを首里城に運ぶ道中をパレードみたいにして、見せるらしい。
こりゃ、世界中から集まってきてるウチナーンチュも喜ぶに違いない!
急いでシャワー浴びて国際通りに向かう。
途中、なんかすごいもん載せたトラックを見かける。
国際通りに着いたが、どこでやってるのかわからない。
国際通りは12時から車両通行止めになってるが、
気配が感じられないので、事務局のあるテンプス前で待機。
どうやら、久茂地の方からスタートするらしい、という情報を掴み、
そっちに歩き出す。
おっと坂の向こうから何かがやってくる。
近づくと、あ!さっきのトラック!
平井さんに聴くと「おかハーリー」ってもんで、
滅多に観られるもんやないらしい。
木曳の先導役のようだ。
ラッキー!
早く漕いでくれんかな。
それにしても、すげえ迫力。
ハーリー船って、こんなデカかったんやねえ!
国際通りドンキ前に、ハーリー船。
考えてみれば、不思議な光景やなあ。
ハーリー船は三種類。
どれがどれか忘れたけど、那覇、泊、久米村のハーリーチームやったと思う。
それに続いて、来た!木曳式の車!
でけ〜〜。こりゃすごいわ。
車の後は通って良さそうだったので、自撮りもさせて頂きました。
これが首里城の一部になる、
それがワシと一緒に写真に写ってる、と思うとジ〜〜ンとしてまうなあ。
漕ぎ始めた!
かっちょいい〜〜!
なんかおもろくて、ドキドキして、終わって、
皆さんがハーリー降りるまで、ず〜〜っと観ててしもた。
ちょっと休憩したくなって、
近くの公園行くと、3チームが記念撮影してた。
なるほど、黒が泊で、青が那覇か。じゃあ白は久米村やな。
飲み物切らしてしもたんで、
路地に自販機探しに行くと、
おもろいもんを発見。
山羊刺しや馬刺しの自販機。
ううむ、生物かあ。
冷凍みたいやし、おもろいけど、買うのはちょっと勇気いるなあ。
少し休憩してから、国際通り戻ると、
いろんな国のユニホーム来た人が集まり始めてた。
いよいよ一番楽しみにしてた前夜祭パレードや!
めっちゃワクワクしてくるやん!
ハワイアンな「涙そうそう」。
祭りの前のあのワクワク感や!
おじいハワイアンズ、最高!
フラダンスも始まる。
集合場所マップ発見。
北米、南米、アジアはあるやろうけど、オーストラリアや、ヨーロッパ、
ザンビアって、アフリカやん!
ほんま世界中にウチナーンチュ移住してたんやなあ。
平井さんとローソンで合流。
ローソン限定の泡盛くらのレモンハイボールを教えてもらう。
なんかむっちゃおもろいリズムが聞こえてきたので、
巳酉さんたちか?と桜坂の方に向かう。
途中、コリアンのブロック。
チマチョゴリ、綺麗やなあ!
やっぱりブラジルチームや!
巳酉さんもいはる!!
一際、派手で賑やか!
上から観た方がおもろいか、と希望ヶ丘公園の斜面に移動。
めっちゃおもろい!
なんか笑けてくる。
ブラジルチーム、ちょっと静かになったと思ってら、
その後ろのペルーチームが賑やかに。
あとで考えたら、交代でリハやってたんやな。
もう、人集まってたし、ほとんどリハ本番やけど。
ペルー民謡は、やはり日本人好みの切ない響あるなあ。
楽しい時は、むっちゃ楽しげなんやけど。
複弦ウクレレみたいな楽器、初めて観た。
その手前のサックスが、むっちゃうまくて、かっこよかった。
お次は、コロンビア。
ここは、楽器はないけど、サウンドシステム入り。
めっちゃ盛り上がってる。
琉装の人もおる。
輪になって踊り出した。
ほんま、移民といっても、国ごとに違ってるなあ。
そらそやな。
もう移民して、3世、4世の時代で、それぞれに生きてるんやから。
しかも、まぜこぜにするのが得意な、
チャンプルー文化のウチナーンチュなんやから。
これが、文化ってもんやなあ。
なんかワクワクだけやなく、
キュンとする気持ちも混じってきた。
さあ、パレードが始まったみたいや。
国際通りに移動しよう。
もう説明はいらんかな?
各国の移民たちの嬉しそうな顔をご覧ください。
アフリカからはザンビア。
どの顔も嬉しそうだけど、ときどき、沿道の観客に駆け寄り、
泣きながらハグする人もいたり。
それぞれが、それぞれに物語を背負って、長い時間を過ごし、
親や、おじいおばあや、先祖の暮らした沖縄に戻って来られたんやなあ。
素晴らしいなあ。
何の関係もないけど、思わずもらい泣きしてしまう。
ザンビアからは、数名だけ。
でも、どうしても来たかったんやろなあ。
きっとこれに来れてる人は、比較的余裕のある生活をしてる人が多いのだろう。
移民した人の子孫の中には、
今回、帰って来れなかった人や、
この大会があること自体、知らない人もいるのかもしれない。
そもそも移民になった人は、裕福ではなかった人が多いとも聞く。
そんなこと、考えると、帰って来れた人たちの笑顔や涙の裏にあるものが、
透けて見えるような気がして、
胸が詰まるような気持ちにもなった。
すごい地響きとともに、ブラジルチーム登場。
巳酉さんも、もちろんいる。
やはり南米は賑やかやなあ。
人数も桁違いやし、ご陽気成分がチャンプルーされてるんやろな。
フランス、ドイツのヨーロッパ勢は、やはりシュッとしてる。
お国柄の違いが見えるのも面白い。
ほんま、来てよかったなあ。
最後に、国内の県民会が通った。
おもろかったのは、神奈川鶴見も、東京も、
兵庫も、奈良も、京都もいたのに、
大阪がいなかったこと。
人数では一番多いのんちゃうんかなあ。
まとめる人がいなかったとか、やろか?
興奮してたけど、元々人混みには弱い。
ちょっとしんどくなってきた。
平井さんが「今日は寿来が早い時間からやってる」と教えてくれる。
行きましょう!
明るいうちから入る寿来は初めて。
これも、ええなあ!!
ちょっとゆっくりさせてもらって、ゴウさん、平井さん、
他のお客さんたちと、ゆるゆる話すユンタクタイム。
人混みに疲れた気持ちが落ち着いてくる。
そや、今日は、生活の柄で、夢野カブさんの誕生日ライブやった。
と栄町市場に移動する。
生活の柄入る前に、ボトルネックでそば。
考えたら、今日、あまり何も食ってない気がする。
やはり、ボトルネックのそばは最高に美味い。
生活の柄の「夢野カブさん誕生日祭り」も最高でした!
ワシの還暦祭りに飛び入りで出てくれはったので、
お返しできた気分。
カブさんだけやなく、マルチーズロック「あかね&モリト」や、
ガチャピンさんのソロも聴けたし、
カブさんは、マルチーズの三人サポートのスペシャルバンドで最高やったし。
けど、ディテールは、全然思い出せまへん。
すみません!!
メモには「ガチャピンさんの『どぶ』最高!」とあります。
おまけ、翌朝、枕元に。
産んだのか?
産めるようになったのか?
なら嬉しいのだが。
まあ、泥酔して、コンビニで買って、
食うつもりが、そのまま寝ちゃってたって
だけのことなんだろうが。
コメント、いろいろありがとうございました!
(20231107記)