ムジカで行こう！新天地ファンダンゴ見学ツアー！2。

遅くなりましたが、11月23日、勤労感謝の日は、
久しぶりに堺のファンダンゴへ。
第二回の「ムジカで行こう！新天地ファンダンゴ見学ツアー！2」。
ワシ、今の所、皆勤賞。

2〜3分遅れて行ったら、外に漏れてる爆音。
夕凪や！オンタイムで始まったんか、珍しい。
オープニングセレモニーやったのか、一曲だけやったみたい。
半分くらいは、観られた。

そのまま、せい子ちゃんのオープニングご挨拶。
せいちゃん、めっちゃ楽しそうやな。

で、まず紹介するのは夜久一くん。

こういう広いとこで聞く夜久くんもええなあ。
たっぱのある会場ならではの音の広がりが
夜久くんの世界の奥行きをさらに広げる。
その広がりは、なぜか彼岸にまで達してる気がした。

新曲、ええな。何かが降りてきてるかのようなすごい演奏。
観客が静かに、まんじりとも動かず、夜久くんを見つめていた。
初めて聴く人には衝撃やろなあ。

夜久くんの音はストイックで、ベタつかない。
だから、空気に絡め取られたり、減速することなく、
真っ直ぐ聴いてる人に届く。
そして、遥か彼岸にまで届く。

せい子ちゃんに「夜久は暗いからトップな」言われたらしい。
それへの反抗か（笑）
ラストは、ちょい明るい「チャイナガール」で。

続いての「ぱぱぼっくす」、久しぶりやなあ。
たるちゃんのギターは、ちょっとネオアコな香りして、
柔らかく流れるようで気持ちいい。

さわださんのボーカルもキラキラ流れてて爽やかなんやけど、
MCになると、途端にそこらへんで買い物してそうな関西の姉ちゃん（笑）
夜久くんからの「歌とMC、ギャップあり」流れやな。
たかださんのドラムは、このバンドの要やな。
このバンド、独特の、爽やかに留まらない、
ちょっとクセモノなグルーヴの源泉になってる気がした。

それにしても、フロントの二人のキャラクター感、凄いなあ。
このまま、ぬいぐるみになりそうや。
せいちゃん曰く「妖精二人」（笑）

「水曜日の午後」のカバー、
今日は雨降ってる。まさにピッタリやな。
ぱぱぼっくすは、ほんまに幸せの音がした。

そしてナオユキさん登場！

けっこう久しぶりやなあ。やっぱり、おもろい！
自由自在で臨機応変！
お客さんを操って、笑いの渦を広げていく。

ナオユキさんの話に出てくるダメなおっさんや姉ちゃん、
みんなかわいい。かわいらしい。
友だちにはなりたいかどうかは別として（笑）

ワシ2回も、ナオユキさんから麦焼酎水割り、
買いに行かされる（笑）
こんな忙しいナオユキライブ初めてや。
今日も、よう笑わせて頂きました。

そしてせいちゃんの夕凪。圧倒的！
メンバーみんなが音を楽しんでる。
せいちゃん、かっこいー！カッコ良すぎる。
こんだけ気持ち良くやられたら、
聴いてるこっちが、ご機嫌にならんわけなし。

前にも言ったけど、せいちゃんのオノマトペは、
聴いたことない音の組み合わせやのに、
驚くほど、歌の気分、聴いてる気分を表してる。
これ以外の音は考えられんくらいピッタリ来る。

音も素晴らしいなあ。ギター、ベース、鍵盤にツインドラムと、
バンドとしては大所帯やけど、音で息苦しくなることなく、
一個一個の音がクリアで、
全体として、このご機嫌グルーヴを生み出して、
せいちゃんが自由に気持ち良く遊ぶステージが、完璧にできている。
この自由が、せいちゃんの欲しかったもんなんやろなあ、
そら、欲しいよなあ、
と、ニコニコしながら歌うせいちゃん観てて、思った。