渋さ知らズ~fuwaWorks〜ムジカ登場。

木曜日は、渋さ知らズのメンバーがムジカに登場した。
すごかった。
六人でも、ほんまに渋さの音が、しっかり鳴っていた。
力強い渦のような音楽。
でも、巻き込まれるのが、全然苦痛じゃない。
むしろ、心地よい。
「ワシを窒息させるくらい巻き込んでくれ!」と
叫びたい気持ちになった。

混沌からメロディが湧き上がってくる。
リズムがドライブし始める。
登さんのテナーが歌い始める。
加藤さんのギターは、時々鍵盤に聴こえたり、管楽器に聴こえたり。
立花さんのアルトは、咆哮する。絶叫する。
もう言葉がない。ただただ、かっこええ。
石渡さんの赤いトランペットは、駆け足で天空を抜けていく。
ソロの後ろでリズム隊は、
伴奏に徹するだけじゃなく、
実にいろんなリズムを刻む。
だからグルーヴは刻々変化。
けど、ずっとダンサブル。
ドキドキする。熱くなる。

風がサッと変化する。
フロント三人のユニゾンが、
大きな波のように客席に襲いかかる。

めっちゃ楽しいけど、
次は誰がどうやって仕掛けてくるんやろ?という緊張感もある。
どの音が鳴ってるのかわからんときもある。
ほんまに、気が抜けない。

磯部さんのドラムソロでも、あれ?なんで音程あるん?
思たら、不破さんが、めっちゃパーカッシブなベース弾いてたり。
不破さん、腰がお悪いようで、ウクレレベース、弾いてはったけど、
これがまたええ音がよう響く!
けど、なんであんな小さいのに、あんな低い音でるんやろ。
そのドラムソロの激しいこと!
めっちゃ真面目そうな顔してはるのに。
涼しい顔で、めっちゃ熱い演奏してはる。
かと思ったら、急にムーディーなったり、
スウィングっぽくなったり、
ほんま先が読めなくてワクワクするなー。
最後、最大級の乱痴気騒ぎから、
ユニゾンのテーマが湧いて来た。めっちゃかっこええ。  

「本多工務店のテーマ」は、
現地球上のどんなロックよりロックなんちゃうやろか。

最高のタイミングでミラーボール!
ムジカスタッフ、でかした!

加藤さんもソロやない時は、リズムに徹して、
後ろ三人でリズム、
いろいろ企んではる感じ。
何が起こるかわからんドキドキ感は、
ここから生まれてるんやないやろか?

おお!石渡さんのボーカルも聴けた!
「本多工務店のテーマ」のスローテンポバージョンも、おもろかったなあ。
エンディングの超速ユニゾンプラスもカッコ良し。

もうヘロヘロになって、いろいろ喋りたいことあったのに、
言葉が出てこず、皆さんにご挨拶だけして、
ムジカを後にしたのでございました。

ほんま、心から行ってよかったです。
また来てください。
必ず!
そのためにも、不破さん、早く腰治してくださいね!

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